『芳春』(ほうしゅん)

旧暦3月21日 甲戌(きのえいぬ) 清明末候 虹始見(にじはじめてあらわる)
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~わたしゃお多福 御室の桜
  鼻(花)が低ても 人が好く~

仁和寺の御室桜はちょうど満開。
花の美しさ、多さに圧倒されました。

それだけではなく、ほかにも、たくさんのお花が見ごろ。
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三つ葉躑躅(みつばつつじ)

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馬酔木(あせび)

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枝垂れ桜(しだれざくら)

夏の花も咲き始めていました。
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石楠花(しゃくなげ)

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榠樝(かりん)

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皐月躑躅(さつきつつじ)まで・・・。

日差しもぽかぽかとあたたかで、空も青く、
まさに『芳春』を満喫した一日でした。

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『鴨の羽色』(かものはいろ)

旧暦3月14日 丁卯(ひのとう) 清明次候 鴻雁北(こうがんかえる)
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真鴨(マガモ)と、巴鴨(トモエガモ)の雄です。
トモエガモは、古くは、「アヂ」と呼ばれていました。
今では珍しい鴨ですが、『万葉集』には、「あぢ群(むら)」という表現が
よく出てきます。
昔は、群れでやってきていたのでしょうね。

葦鴨(ヨシガモ)、小鴨(コガモ)、嘴広鴨(ハシビロガモ)などの雄も、
鮮やかな緑色を持っています。
DSCN2664ヨシガモ DSCN7028コガモ DSCN3809.jpg

さて、メルマガに引用した『万葉集』の歌、
~水鳥の 鴨の羽色の 春山の おほつかなくも 思ほゆるかも~

関西弁で訳すと、
**********
 鴨の羽色の春山みたいに、
 ぼやーっとして、ようわからへんから、
 もどかしいてしゃあないわ。
**********

こんな感じでしょうか。
これは、笠女郎(かさのいらつめ)が、大伴家持に贈った歌。
家持は、態度をはっきりさせなかったのでしょうね。

メルマガに書いたように、この歌のイメージや
春山の様子からすると、背中の羽の色でもよさそうな気がします。


ところで、マガモをはじめ、鴨の雌の多くは、全身が茶色です。
軽鴨(カルガモ)や丘葦鴨(オカヨシガモ)のように、
雄雌ともに茶色い鴨もいます。
実際に、一番多い鴨の色といえば茶色でしょうね。

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『雷電桐』(らいでんぎり)

旧暦3月7日 庚申(かのえさる) 
            春分末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
DSCN3210キササゲ
今の季節の写真でなくてすみません。
何年か前の、7月初めに撮ったものです。

DSCN2195キササゲ DSCN3207キササゲ
6月には、花が咲いていました。
葉っぱは、桐の葉に似ていますし、花も、似ていると思います。

じつは、この木が、植物に興味を持ったきっかけの木です。
秋に、茶色く熟したこの実が、いっぱい垂れ下がっているのを見つけ、
「何だろう」と写真に撮って、調べました。

当時は、インターネットもない時代。
わかるまでに、すごく時間がかかりました。
それを思うと、便利になりましたね。

ほかに、「だらすけの木」という別名もあるそうです。
なるほど・・・。

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『花霞』(はながすみ)

旧暦2月30日 癸丑(みずのとうし) 春分次候 桜始開(さくらはじめてひらく)
DSCN4668サクラ
神戸の桜はまだ蕾。
今年は、もう少しかかりそうです。

さて、写真は、何年か前の明石公園です。
ここは、桜の時期に限らず、よく行く場所ですが、
やはり花の時期は最高です。

私の家の近くから、以前は会下山の花霞がよく眺められました。
でも、大きなマンションが建ってからは、見えなくなってしまいました。

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こちらは、前に撮った甲子園の桜。
八重霞のように、幾重にも重なっていました。

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『雀枝』(すずめえだ)

旧暦2月23日 丙午(ひのえうま) 春分初候 雀始巣(すずめはじめてすをくう)
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家の近くを散歩していると、柳の枝が、青柳の糸になって、
春風に揺れています。
そこに、雀たちがとまっては飛び、またとまっては飛び……。
見ていて飽きません。
でも、これは、『雀枝』とは言わないかな・・・。

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2月に滋賀県湖北町で撮った写真ですが、
これなら文句なく『雀枝』の雀たちですね。

七十二候では、雀が初めて巣を作る頃となっていますが、
私の家の近くの電信柱では、少し前から、巣作りが始まっているようで、
カップルの雀が出たり入ったりしています。
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一昨年、巣こぼれのひなを見つけました。
人がさわったり、そばにいると、親鳥が警戒して、
育児放棄をする可能性があるので、隠れて見守っていました。
猫が来ると、大変ですから、その時は追い払ってあげようと・・・。
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しばらくすると、案の定、親が食べ物を持って、やってきました。
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それにしても、ひなのかわいらしさ・・・。
いやなことがあっても、写真を見ると、癒されて忘れてしまいます。

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