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『夕眺め』(ゆうながめ)

旧暦8月17日 戊辰(つちのえたつ)
  白露初候 草露白(くさのつゆしろし)
夕景(明石海峡大橋)(640×480)DSCN0483
今年の中秋の名月は、明るくて、
きれいでしたね。
でも、月の出の頃は、雲が多くて、
なかなか見えませんでした。

写真は、5年前、須磨海岸で月待ちを
した時の『夕眺め』です。
明石海峡大橋が茜色に浮かび上がって、
ゆっくりと夕闇に溶けていきました。

こちらは、安土城跡から眺めた
琵琶湖の『夕眺め』。
とっても幻想的でした。
夕霧(安土城から)(640×480)DSCN2604

そして、犬山城の『夕眺め』。
左手の丘に、犬山城のシルエットが
写っています。
この時は、虫時雨がしきりでした。
夕景(犬山城)(640×480)DSCN0341
犬山城は、平成16年まで、
個人所有のお城でした。
日本最後の城主である成瀬正俊氏は、
次のような句を詠んでいます。
~城持つがゆえの貧しさ虫時雨~

秋の夕暮れは、しみじみとした思いに
かられますね。
十五夜(2022)(640×480)DSCN3851
でも、名月を見ると、心が
洗われるようでした。

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『晴雲秋月

旧暦8月10日 辛酉(かのととり)
  処暑末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
旧9日の月(旧八月2022年・上弦)(640×480)DSCN3828
台風が近づいている地方もあるようですが、
4日(日)の神戸は、晴天でした。
しかも、まだ明るい空に、旧暦9日の月が浮かび、
「晴雲」と「秋月」がいっしょに見られました。

晴雲に溶けてしまって、
秋月が見にくいですか。
こんな感じで、どうでしょう。
旧9日の月(旧八月2022年・上弦)DSCN3824

今年の十五夜は、9月10日です。
去年の十五夜は、雲の間から見えました。
旧15日の月(旧八月2021年・望)(640×480)DSC00846

今年は、お天気、どうでしょうね。
一日も多く『晴雲秋月』が見られ、
みんなが、清らかな心で過ごせますように……。

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『磯鴫』(いそしぎ)

旧暦8月3日 甲寅(きのえとら)
  処暑次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
イソシギ(甲子園浜)DSC03861
名前のとおり、磯にいたイソシギです。

ところで、「しぎ」と読む漢字は、
「鴫」と「鷸」の2種類あります。

「鴫」は国字で、田んぼにいる鳥
ということから作られた字です。
ということは、タシギやオオジシギなどの
ジシギ(地鴫)類をさす字だと思うのです。

なので、イソシギの場合は、「磯鷸」と
書きたいところですが、
歳時記が「磯鴫」となっているので、
こちらの表記に従いました。

さて、下の写真は、
湖のほとりに飛んできたイソシギ。
イソシギDSCN7031長浜

ため池にも、くちばしのまわりに
泥をつけたのが……。
イソシギ(江井ヶ島)DSCN0795

そして、毎朝、散歩する
人工川の岸辺でも、
ごちそうを見つけたようです。
イソシギDSC07499新湊川

『磯鴫』を見ていると、
寂しさよりも、楽しさを感じます。

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『菜盛葉』(さいもりば)

旧暦7月25日 丁未(ひのとひつじ)
  立秋末候 蒙霧升降(ふかききりまとう)
アカメガシワ(葉)(640×480)DSCN6756
「アカメガシワ(赤芽柏)」は、
カシワ(柏)の仲間ではありません。
トウダイグサ科に分類されます。

葉の形といい、大きさといい、
カシワの葉よりも、
食物を盛りやすそうな気がします。

毎朝の散歩道にも、
アカメガシワがたくさん生えていて、
もう、実ができていました。
アカメガシワ(実)(640×480)04208

この黒い実、いつの間にか、
鳥たちが食べて、
なくなってしまいます。

でも、ふんに交じって、
種がまかれるからでしょうね。
あちこちに、若木が出てきています。
アカメガシワ(若木)(640×480)DSC08260

ただ、若いうちに伐られてしまうので、
この公園では、大木に育たないんです。
残しておいてほしいなと思うのですが……。

春に出てくる新芽は、
名前の通り、真っ赤です。
アカメガシワ(新芽)(640×480)DSCN4311

6月頃、花が咲きます。
雌雄異株で、こちらは雄花。
アカメガシワ(雄花)(640×480)DSCN3542

こちらが雌花。
アカメガシワ(雌花)(640×480)DSCN6258

鳥さんたちのごちそうが、
山盛りですよ~。
アカメガシワ(実)DSC04208 (3)

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『蝉声』(せみごえ)

旧暦7月18日 庚子(かのえね)
  立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
ミンミンゼミ(640×480)DSCN4015
古典の作品には、いくつかの
写本が伝わっている場合があります。
それらは、手書きということもあって、
ところどころ、違うことがあります。

メルマガにも書いたように、
「せみ声に」が使われているのは、
『枕草子』の能因本と前田本。

最も一般的な三巻本は、
「蝉の声しぼりいだして」となっています。

いずれにしても、修験者がしぼり出す声は、
ミンミンゼミがふさわしいと思います。

『堤中納言物語』では、
虫愛づる姫君が、本物そっくりの
蛇の作り物を贈られ、
内心では怖がりながらも
強がっている場面に、
「せみ声にのたまふ声の
いみじうをかしければ……」
と出てきます。

しぼり出すような声でも
いいと思うのですが、
姫の声なので、甲高い声と
訳されることが多いのかも
しれません。

毎朝の散歩では、
クマゼミが少なくなって、
ツクツクボウシが
増えてきました。
ツクツクボウシ(640×480)DSCN9018

ヒグラシは、めったに
聞かれませんが、
たまに鳴くことがあります。
今年も聞くことができました。
ヒグラシ(640×480)DSC09896

子供の頃は、
ツクツクボウシの声を聞くと、
もう夏も終わりだなと思ったものですが、
まだまだ、厳しい暑さは続くようですね。
がんばって、乗り切りましょう。

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