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「夢の言の葉 」カテゴリ記事一覧


『雲居の旅』(くもいのたび)

旧暦8月20日 己巳(つちのとみ)
  寒露初侯 鴻雁来(こうがんきたる)
DSCN0164.jpg
宮城県伊豆沼で、去年撮った「雲居の雁」です。
今年は、もう9月14日に初雁が飛来したそうで、
これから、続々と渡ってくることでしょう。

「雁(かり・ガン)といえば、普通は、マガン(真雁)をさします。
DSCN0866.jpg

そして、七十二候にある「鴻」は、これだけでも、ヒシクイと読みます。
普通は、「菱喰」と書きますが・・・。
ヒシクイ
わかりにくい画像ですみません。
滋賀県湖北町で撮った写真です。
手前にいるのがオオヒシクイ(大菱喰)。
こちらも、6日に飛来したそうです。

ちなみに、向こう側で、首をあげているのは、
サカツラガン(酒面雁)です。


さて、メルマガで紹介した和歌の訳も、
いつもの夢子語で……。

~幾千里(いくちさと) ある道なれや
  秋ごとに 雲居の旅の 雁の鳴くらむ~ (坂上是則)

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 どれだけはるかな道なんやろ。
 秋ごとに、長い長い旅をする雁が鳴いとうなぁ。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

この歌は、写本によって、「雲居を旅と」となっているもの、
「雲居の旅を」となっているものなどがあります。


鴨の仲間たちも、だいぶん渡ってきているようですし、
小鳥の冬鳥たちも、到着することでしょう。
日本がいつまでも、居心地のいい越冬地でありますように……。

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『叢雲』(むらくも)

旧暦8月13日 壬戌(みずのえいぬ)
  秋分次侯 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
2016年名月(絵島)
去年の中秋の名月は、まさしく「月に叢雲」でした。

じつは、淡路島の月の名所「絵島」で月待ちをしたのですが、
厚い雲が覆っていて、なかなか月の姿は見えません。
DSCN9386_201710012243311fd.jpg
ちらりと見えたのも束の間。
あきらめて、淡路島をあとにしました。

最初の写真は、明石に着いて、食事をした後の写真です。

下は、何年か前の「月に叢雲」。
空にぽっかりと穴があいたような月と、
まるで雲を吐いているような月……。
DSCN6990.jpg DSCN6984.jpg

こちらは、一昨年の月ですが、月だけ撮っても
天体写真みたいで、風情はありませんね。
DSCN7731.jpg

月と叢雲を詠んだ歌には、

~叢雲や 月の隈をば はらふらん
  晴ゆくたびに 照りまさるかな~
  (源俊頼『金曜和歌集』)

というのもあります。

叢雲が月の陰りを払い去っていくみたいや~。
雲が晴れていくたびに、
ますます照り輝いていくんやなぁ。

という感じ。
叢雲が、月の輝きを引き立たせている例ですね。

さて、今年の中秋の名月は、10月4日。
お天気はどうでしょう。

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『秋の野芥子』(あきののげし)

旧暦8月6日 乙卯(きのとう)
  秋分初侯 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
P1090637アキノノゲシ
土曜日、明石の田園地帯を歩きました。
ため池のそばには、たくさん『秋の野芥子』が咲いていました。
アキノノゲシDSCN9537 DSCN9547.jpg DSCN9539.jpg
野菊もいいけど、秋の野芥子には、
さわやかなやさしさが感じられて、素敵です。

さて、春の野芥子の写真はこちら……
といいたいところですが、
オニノゲシDSCN4646 オニノゲシDSCN1677 (1)
これは、「鬼野芥子(オニノゲシ)」です。

ノゲシとオニノゲシは、そっくり。
でも、葉っぱをさわってみると、すぐわかります。
オニノゲシは、ぎざぎざが痛いんです。
でも、ノゲシは、意外とやわらかくて、痛くありません。

同じ芥子でも、「雛芥子(ヒナゲシ)」は、全然違いますね。
ヒナゲシP1160114 ヒナゲシP1140067

ところで、「ケシ」は、「罌粟」とも書きますね。
漢名は、こちらだそうです。

「芥子」は、「辛子菜(カラシナ)」のことで、
日本でも、もとはそうだったのですが、
種(たね)が似ていることから、混同され、
さらに、「芥子」を「ケシ」と読むように
なってしまったということです。

ヒナゲシの葉っぱは、こんな感じです。
P1090368ヒナゲシ
よくわからない写真ですみません。
本物のケシの葉とノゲシの葉は
似ているみたいですけど、
ケシの葉の実物を見たことはありませんので……。

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『手紙にそえる季節の言葉 365日』、4刷に



『手紙にそえる季節の言葉 365日』に、重版がかかりました。
ありがとうございます!
少し間があきましたが、これで4刷目となりました。
秋は、お手紙を書きたくなる季節なのかもしれませんね。

大切な人へ、言葉の贈り物ができるよう、
心をこめて書いた本です。
お役に立てていただければ、
こんなにうれしいことはありません。

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『凄まじい』(すさまじい)

旧暦7月28日 戊申(つちのえさる)
  白露末侯 玄鳥去(つばめさる)
P1080955犬の銅像
兵庫県公館の庭の犬のオブジェです。
この犬を見ると、『枕草子』に出てくる翁丸(おきなまろ)を
連想するのです。

帝がかわいがっている猫が、縁側で寝ていました。
世話係の女房が、
「お行儀が悪いから、中へお入りなさい」
と言っても、ききません。

そこで、脅かしてやろうと、犬の翁丸を呼んで、
「この子を噛んでやりなさい」
と、冗談で言ったのだとか。
それをまに受けて・・・と書かれていますが、
犬は忖度できませんものね。
翁丸は、猫に飛びかかっていきました。

運悪く、帝に見つかって、島流しを命じられたのです。

それから3、4日した頃、ひどくみすぼらしい犬が、
庭のすみにうずくまっていたそうです。
「翁丸」
と呼びかけても、知らないふりをしています。

その夜、
「翁丸は、さんざんに打たれて殺された」
という噂を聞いた清少納言が、
その犬に向かって、思わず、
「翁丸はどんなにつらかったことでしょう」
とつぶやくと、その犬は、体を震わせ、
涙をぽろぽろとこぼしたそうです。

そうして、翁丸は許され、
元通りの身の上になったということです。


長くなってしまって、すみません。
『凄まじい』から、『枕草子』の
「すさまじきもの」を思い出し、
そこから、翁丸を連想してしまいました。

さて、その「すさまじきもの」の筆頭に
あげられているのは、「昼ほゆる犬」。
ここでいう「すさまじきもの」は、
興ざめするものという意味ですが・・・。

我が家に昔いた犬も、夜は寝て、
昼、よくほえていました。
清少納言にすさまじき犬と呼ばれたと思います。
img014.jpg img002.jpg

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