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『樅の木』(もみのき)

旧暦11月12日 丙辰(ひのえたつ)
  冬至初候 乃東生(なつかれくさしょうず)
モミ(640×480)P1040624
ずいぶん前に、備中松山城で撮った
『樅の木』の大木です。
とにかく大木すぎて、
全体を写すことができませんでした。
モミ元(640×480)P1040627

メルマガにも書きましたが、
『万葉集』には「臣の木」として
登場します。
その長歌の後半部分をご紹介します。

~み湯の上の 樹群(こむら)を見れば 
  臣の木も 生(お)ひ継ぎにけり
  鳴く鳥の 声も変らず
  遠き代に 神さびゆかむ
  行幸処(いでましどころ)~
  (山部赤人 『万葉集』巻三・三二二より)

-*-*-*-*-*-(夢子語訳)-*-*-*-*-*-
 温泉のほとりの木々を見たら、
 樅の木も代々茂っとう。
 鳴く鳥の声も変わってない。
 これからもずっと後の代まで
 神々(こうごう)しくなっていくんやろなぁ。
 天皇が来られたこの場所は。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

この歌は、「伊予の温泉に至りて作れる歌」と
詞書があります。
道後温泉のことだそうです。

それにしても、「臣の木」に、
何か由来がありそうですね。

「もみ」の語源説には、
・1か所に多くあり、風にもみ合うから
・萌黄(もえぎ)が見事だから
・樹皮、または実が、もろくはがれたり
 散ったりすることから、
・芽富(めとみ)が変化したもの
・朝鮮語名 munbi からきた
などがあります。

飾りつけもなく、ひっそりとたたずむ『樅の木』は、
とても厳かな雰囲気をたたえていました。
クリスマスツリーよりも、この方が、
霊験あらたかな気がします。
祈りが届くなら、どうか、平和な世界になりますように……。

ブログも今年は、今日で最後。
この一年、ありがとうございました。
みなさんも、よいお年を……。

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