fc2ブログ

『仏炎苞』(ぶつえんほう)

旧暦5月16日 壬戌(みずのえいぬ)
  夏至末候 半夏生(はんげしょうず)
カラスビシャク(640×480)IMG_8078
カラスビシャク(烏柄杓)の『仏炎苞』。
カラス(烏)の柄杓(ひしゃく)に見立てられて
ついた名前ですが、立ち上る炎の形に
見えなくもないですね。
花は、『仏炎苞』の根元に包まれて、見えません。

毎朝の散歩コースでは、少し前から、
たくさん生えてきていました。
カラスビシャク(640×480)IMG_8075

ミズバショウ(水芭蕉)の白い部分は、
花びらではなく、『仏炎苞』です。
ミズバショウ(640×480)DSCN6587
火焔光背ではなく、
清らかな光背ですね。

ユキモチソウ(640×480)DSCN6636
ユキモチソウ(雪餅草)は、
『仏炎苞』だけ見ると、
火焔光背かもしれません。

こちらは、マムシグサ(蝮草)。
マムシグサ(640×480)DSCN4986
『仏炎苞』を、マムシが鎌首をもたげて
いるところに見立てたのかと思いきや、
そうではなく、茎の模様が、
マムシに似ているからなのだそうです。

どれも、サトイモ科の植物です。
本当に個性的ですね。

当のサトイモ(里芋)の花は、
めったに咲かないので、
咲くとニュースになります。
「サトイモの花」で、
検索してみてください。

☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
   ↓
(無料購読申し込み)


コメント

コメントの投稿

非公開コメント

※このサイトの文章、写真等を許可なく使用することは、お断りいたします。
 どうか、ご一報ください。