夏至末候 半夏生(はんげしょうず)

カラスビシャク(烏柄杓)の『仏炎苞』。
カラス(烏)の柄杓(ひしゃく)に見立てられて
ついた名前ですが、立ち上る炎の形に
見えなくもないですね。
花は、『仏炎苞』の根元に包まれて、見えません。
毎朝の散歩コースでは、少し前から、
たくさん生えてきていました。

ミズバショウ(水芭蕉)の白い部分は、
花びらではなく、『仏炎苞』です。

火焔光背ではなく、
清らかな光背ですね。

ユキモチソウ(雪餅草)は、
『仏炎苞』だけ見ると、
火焔光背かもしれません。
こちらは、マムシグサ(蝮草)。

『仏炎苞』を、マムシが鎌首をもたげて
いるところに見立てたのかと思いきや、
そうではなく、茎の模様が、
マムシに似ているからなのだそうです。
どれも、サトイモ科の植物です。
本当に個性的ですね。
当のサトイモ(里芋)の花は、
めったに咲かないので、
咲くとニュースになります。
「サトイモの花」で、
検索してみてください。
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