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『行々子』(ぎょうぎょうし)

旧暦3月5日 壬子(みずのえね)
  穀雨初候 葭始生(あしはじめてしょうず)
オオヨシキリ(640×480)DSC05040
葦の中で鳴くオオヨシキリ(大葦切)。
口の中は、真っ赤です。

オオヨシキリは、この時期に日本に
渡ってきて繁殖し、
秋に去っていく夏鳥です。

スズメ(雀)より少し大きめですが、
葦原の中に入っていることが多くて、
普段はなかなか見えません。

でも、さえずる時は、目立つところで
鳴いていたりします。

葦原だけでなく、木の上でさえずることも
あります。
オオヨシキリ(640×480)20220502 (5)

さえずりはこちら。
【オオヨシキリ】バードリサーチ鳴き声図鑑

オオヨシキリより見られる機会が
少ないコヨシキリ(小葦切)。
コヨシキリ(640×480)DSCN1086
写っていませんが、こちらは、
口の中は、黄色です。
大きさも、オオヨシキリより
ずっと小さいです。

さえずりは、こちら。
【コヨシキリ】バードリサーチ鳴き声図鑑

おしゃべりな人のたとえにも
使われた葦切。
騒がしくしゃべっていたのが、
急に静かになることを、
「葦切が土用に入ったよう」と
いったそうです。
葦切がさえずるのも、土用の頃まで。
水辺がにぎやかなのも、
しばらくの間です。
しばらくは、仰々しいおしゃべりに
耳を傾けてみましょうか。

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