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『花蘇芳』(はなずおう)

旧暦閏2月20日 戊戌(つちのえいぬ)
  清明次候 鴻雁北(こうがんかえる)
ハナズオウ(640×480)P1000745
~御簾(みす)の中をみわたせば、
  色ゆるされたる人々は、
  例の青いろ赤いろの
  唐衣(からぎぬ)に、
  地摺(じずり)の裳(も)、
  表着(うはぎ)は、おしわたして
  蘇芳の織物なり~
   (『紫式部日記』より)

身分の高い女房が、
青や赤の唐衣の下に、
そろって、蘇芳色の表着……。
華やかな衣装が、想像できますか。
   ↓
十二単の基礎知識【民族衣装文化普及協会】

大木になる西洋花蘇芳
(セイヨウハナズオウ)は、
「ユダの木」とも呼ばれるそうです。
キリストを裏切ったユダが、
罪を悔いて、この木で、
首を吊ったからだとか。

でも、日本の『花蘇芳』には、
王朝貴族たちのあこがれが
重なります。

ハナズオウ(640×480)P1130586
何年か前の写真です。
枝に、びっしりと花を咲かせていました。

ハナズオウ(640×480)P1140739
しばらくすると、
ハート形の葉が茂り、
豆ができます。

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