fc2ブログ

『田鳥』(たどり)

旧暦11月19日 己亥(つちのとい)
  大雪次候 熊蟄穴(くまあなにこもる)
タゲリ(640×480)DSCN0520
『田鳥』とはいっても、田んぼのほかに、
川や湿地にもいます。

この美しい羽の色が、昔の人々には、
鍋の色に見えたようで、「鍋鳬(なべけり)」
という異名でも呼んだそうです。

サイズを小さくしてしまったので
わかりにくいと思いますが、
この中に、10羽以上のタゲリがいるんですよ。
タゲリ(640×480)DSC01497

飛び立ったら、こんなにいました。
タゲリ(640×480)DSC01467

羽の色のコントラストも
きれいです。
タゲリ(640×480)DSC01568

それにしても、分類上は、
ケリも、タゲリ属。
タゲリの方が基準なのに、
名前は、ケリが基準に
なっているのですね。

こちらが、「ケリ(鳧)」です。
ケリ(640×480)20200826

「ケリリッ、ケリリッ」という鳴き声から、
「ケリ」という名がついたといいます。

でも、タゲリの鳴き声は、全然違います。
「ミャー」と猫のような声。

そういえば、江戸時代の『大和本草』
という書物に、タゲリのことを
「犬けり)」ともいうと書かれていました。
「猫けり」の間違いではないのかな?

☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
   ↓
(無料購読申し込み)


コメント

コメントの投稿

非公開コメント

※このサイトの文章、写真等を許可なく使用することは、お断りいたします。
 どうか、ご一報ください。