大雪次候 熊蟄穴(くまあなにこもる)

『田鳥』とはいっても、田んぼのほかに、
川や湿地にもいます。
この美しい羽の色が、昔の人々には、
鍋の色に見えたようで、「鍋鳬(なべけり)」
という異名でも呼んだそうです。
サイズを小さくしてしまったので
わかりにくいと思いますが、
この中に、10羽以上のタゲリがいるんですよ。

飛び立ったら、こんなにいました。

羽の色のコントラストも
きれいです。

それにしても、分類上は、
ケリも、タゲリ属。
タゲリの方が基準なのに、
名前は、ケリが基準に
なっているのですね。
こちらが、「ケリ(鳧)」です。

「ケリリッ、ケリリッ」という鳴き声から、
「ケリ」という名がついたといいます。
でも、タゲリの鳴き声は、全然違います。
「ミャー」と猫のような声。
そういえば、江戸時代の『大和本草』
という書物に、タゲリのことを
「犬けり)」ともいうと書かれていました。
「猫けり」の間違いではないのかな?
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