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『古草』(ふるくさ)

旧暦1月21日 戊戌(つちのえいぬ)
  立春末候 魚上氷(うおこおりをいずる)
草DSCN0665 (2) (640x480)
どれが『古草』で、どれが新草なのか、
わかりませんが……。
一面の緑ではなく、枯れた色も
まざっている野を、『万葉集』の歌の作者は、
「おもしろい」と思ったのでしょう。

ここで、その歌の夢子語訳を……。
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~おもしろき 野をばな焼きそ
    古草に 新草(にひくさ)まじり
       生(お)ひは生ふるがに~
           (『万葉集』東歌)

 すばらしいこの野を、焼かんとってね。
 古草に、新しい草がまざって、
 どんどん生い茂っていくように……。

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この歌の『古草』と「新草」は、
比喩だという解釈もあります。

老人も若者も、いろんな人が
まざっているから、この世はおもしろい。

そんな世が、どんどん
栄えていきますように……。

その通りだと思います。


さて、先日紹介した大根ですが、
あたたかいお部屋で育っていたのを、
外に植え替えたので、
生長は遅いのですが、元気です。
前回紹介したのは、
ダイコン20220129_063026 (2) (640x480)
     ↓
ダイコンDSCN0472 (2) (640x480)
ここまででした。

現在は、こんな状態です。
ダイコンDSCN0716 (640x480)

こちらは、『古草』というより、
「駒返る草」というべきでしょうか。
もう少しあたたかくなったら、
ぐんぐん伸びていくかもしれませんね。

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