立春末候 魚上氷(うおこおりをいずる)

どれが『古草』で、どれが新草なのか、
わかりませんが……。
一面の緑ではなく、枯れた色も
まざっている野を、『万葉集』の歌の作者は、
「おもしろい」と思ったのでしょう。
ここで、その歌の夢子語訳を……。
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~おもしろき 野をばな焼きそ
古草に 新草(にひくさ)まじり
生(お)ひは生ふるがに~
(『万葉集』東歌)
すばらしいこの野を、焼かんとってね。
古草に、新しい草がまざって、
どんどん生い茂っていくように……。
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この歌の『古草』と「新草」は、
比喩だという解釈もあります。
老人も若者も、いろんな人が
まざっているから、この世はおもしろい。
そんな世が、どんどん
栄えていきますように……。
その通りだと思います。
さて、先日紹介した大根ですが、
あたたかいお部屋で育っていたのを、
外に植え替えたので、
生長は遅いのですが、元気です。
前回紹介したのは、

↓

ここまででした。
現在は、こんな状態です。

こちらは、『古草』というより、
「駒返る草」というべきでしょうか。
もう少しあたたかくなったら、
ぐんぐん伸びていくかもしれませんね。
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