秋分末候 水始涸(みずはじめてかるる)

緑色なので、『新松子』は、
あまり目立ちませんね。

こちらは、何年か前の4月に
撮った写真です。
雄花の下で、だいぶん、
茶色くなってきました。
ちなみに、「ちちり」は、
「ちちりん」「ちんちら」など、
さまざまに変化していったようです。
でも、「縮り」という語源を考えると、
固く閉じたものを「ちちり」、
茶色く熟して、かさかさになったものを、
「松毬(まつかさ)」と呼びたくなります。
ちなみに、「松ぼっくり」は、
「松ふぐり」が変化したもの。
とすると、どの状態にも当てはまるかな。
「松ぼっくり」に漢字を当てる場合も、
「松毬」となります。
「松陰嚢」と書くこともあったようですが……。

松ぼっくりがいっぱい。
一本の木の中に、去年の子、今年の子と、
同時に育てていっている松は、
やはり風格がありますね。
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