雨水末候 草木萌動(そうもくめばえいずる)

いつもの散歩道に、『双葉』がいっぱい
出ていました。
葉っぱの長さが、1センチもないぐらいの
小さな『双葉』です。

ひしめき合って、空を見上げていました。
もう少しすると、何の草かわかるかな。
こちらは、踊っているような『双葉』ですね。

以前、種から育てたユウガオ(夕顔)は、
しっかりとした、力強い『双葉』でした。

こちらは、カワラナデシコ(河原撫子)の
『双葉』。
直径7センチほどの育苗ポットの中に、
2ミリほどの葉っぱが二つ。

『後撰和歌集』にこんな歌があります。
~ふた葉より わがしめゆひし なでしこの
花のさかりを 人に折らすな~
(よみ人しらず)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
双葉の頃から、しめ縄を張って、
守り育ててきたなでしこを、
花の盛りになって、人に折らせるなよ
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
この歌の場合の「なでしこ」は、
女の子の比喩なんですけど、
こんなに小さな『双葉』から育てた
ナデシコは、愛おしさもひとしおです。
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