白露末候 玄鳥去(つばめさる)

去年の6月に、根室に行った時見た
タンチョウ(丹頂)の親子です。
普通、タンチョウは、卵をふたつ産むので、
順調にいけば、、2羽の子どもを連れています。
あとから聞いた話では、この時は、
1羽、怪我をして保護されていたそうです。
本当に、家族そろって、長生きしてほしいですね。
ツルの仲間には、タンチョウのほかに、
マナヅル(真鶴・真名鶴)や

ナベヅル(鍋鶴)などもいます。

どちらも、鹿児島県出水市に行った時の写真です。
この時の飛来数は、13590羽。
万羽鶴の飛翔です。

タンチョウもマナヅルもナベヅルも、
かつては、日本全国で見られたとか。
長寿の象徴が、どこででも見られなくなったのに、
平均寿命は伸びていっているとは皮肉ですね。
さて、「つる」の語源は、
落語では、オスが「つ~」と飛んできて、
メスが「る~」と飛んでくるなどといっていますが、
鳴き声から来ているという説、
朝鮮語が由来の外来語だという説、
連なるから「つる」になったという説など、
さまざまです。

『万葉集』では、「たづ」となっています。
これも、いろいろ説があるのですが、
「つ」は、「の」という意味の古語。
田の鳥という意味の、「田づ鳥」が
変化したのではないかと思っています。
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