夏至次候 菖蒲華(あやめはなさく)

今年こそ、ホトトギスのまともな写真を
撮りたいと思っていたのですが、
おとなしくしていたので、かないませんでした。
でも、毎朝のお散歩で、向かいの山から
聞こえてくる忍び音を聞けたので、
それだけでもよかったと思っています。

なかなか、出てきてくれないので、
本当に難しいです。
古くは、「菖蒲」を、「あやめ」と読んでも、
「しょうぶ」と読んでも、
現在のショウブのこと。

ガマの穂をしろくしたような花が咲くのですが、
この時は、咲いていませんでした。
さて、メルマガで紹介した和歌もそうですが、
平安時代には、「郭公」と書いて、
「ほととぎす」と読ませることが、大変多いのです。
実際、ホトトギスとカッコウは、大変似ています。
こちらも、ぼやけた写真ですが、カッコウです。

最後に、和歌の訳を・・・。
~郭公(ほととぎす) 鳴くや五月(さつき)の あやめぐさ
あやめもしらぬ 恋もするかな~
(よみ人しらず 『古今和歌集』)
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ホトトギスが鳴く五月。
菖蒲の節句に飾られるあやめ草ではないけれど、
物の道理もわからなくなるほどの恋をしちゃってる……。
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