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『菖蒲鳥』(あやめどり)

旧暦5月9日 壬卯(みずのえう)
  夏至次候 菖蒲華(あやめはなさく)
ホトトギスDSCN7265 (640x480)
今年こそ、ホトトギスのまともな写真を
撮りたいと思っていたのですが、
おとなしくしていたので、かないませんでした。

でも、毎朝のお散歩で、向かいの山から
聞こえてくる忍び音を聞けたので、
それだけでもよかったと思っています。

ホトトギスDSCN2778_Moment (2) (640x480)
なかなか、出てきてくれないので、
本当に難しいです。

古くは、「菖蒲」を、「あやめ」と読んでも、
「しょうぶ」と読んでも、
現在のショウブのこと。
DSCN6484ショウブ (640x480)
ガマの穂をしろくしたような花が咲くのですが、
この時は、咲いていませんでした。


さて、メルマガで紹介した和歌もそうですが、
平安時代には、「郭公」と書いて、
「ほととぎす」と読ませることが、大変多いのです。

実際、ホトトギスとカッコウは、大変似ています。
こちらも、ぼやけた写真ですが、カッコウです。
DSCN0562カッコウ_Moment (2) (640x480)


最後に、和歌の訳を・・・。

~郭公(ほととぎす) 鳴くや五月(さつき)の あやめぐさ
  あやめもしらぬ 恋もするかな~
          (よみ人しらず 『古今和歌集』)

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 ホトトギスが鳴く五月。
 菖蒲の節句に飾られるあやめ草ではないけれど、
 物の道理もわからなくなるほどの恋をしちゃってる……。
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