大雪初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

『日本大歳時記』(講談社版)では、飯田龍太が、
「松笠(まつかさ)に、
嘴(くちばし)と尾羽をつけたような姿である」
と表現しています。

その尾羽をピンとあげるのが、お決まりのポーズ。
でも、動きが速いので、
なかなか上手に写真が撮れません。

「鷦鷯」は漢語をあてたものですが、
「三十三才」というとんでもない当て字もあって、
俳句では、結構使われていたりします。
もちろん、そんなに長生きはできません。

西洋では、「小鳥の王」と呼ばれるそうです。
日本でも、ふたりも天皇の名に用いられているのが、
不思議ですね。
小さなからだに似合わぬ大きなさえずりや、
上手に巣を作るところなどに、
特別な力があると感じていたのでしょうか。
ちなみに、『古事記』では、
「おおさざきのみこと」は、「大雀命」、
「わかさざきのみこと」も、「若雀命」と
書かれています。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)