秋分初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

お彼岸用の『北窓』を買ってきました。
とはいっても、今の季節は、
「萩餅」とか「お萩」の方が、しっくりきます。
我が家の庭の萩も、ちょうど今、
文字通り、咲き乱れていますから……。

母は、
「子どもの頃は、ぼた餅が大好物だった」
と、よく言っていました。
写真のような上品なのではなく、
祖母の手作りの、大きなぼってりしたのが、
「ぼた餅」というイメージだったのでしょう。
それにしても、たくさんの異名があるので、
季節によって、違う名前で呼ぼうと思うのも、
うなずけます。
ただし、春のお彼岸に、「牡丹餅」は、
ちょっと無理がありますね。
牡丹は、夏の季語。
早く咲いたとしても、4月の終わり頃で、
春の彼岸頃には、咲いていません。
彼岸桜が咲く時期ですが、
桜餅と紛らわしいし……。
だから、はっきり「牡丹餅」と言わずに、
「ぼた餅」というようになったのかな。
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