処暑次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)

「寒」を迎えるというには、
違和感があるかもしれませんね。
「迎涼」という言葉はありませんが、
現代人には、「涼」を迎えるという方が
しっくりくるのではないでしょうか。
海辺にも、さわやかな風が吹き渡り、
旅鳥の鷸(シギ)や千鳥(チドリ)が、
立ち寄る季節になりました。
冒頭の写真は、
キョウジョシギ(京女鷸)の幼鳥。
北極の近くで繁殖する鳥ですから、
そのあたりで生まれたのでしょう。
日本で鋭気を養って、
また南への旅を続けるのだと思います。
元気で、春にはまた、
立ち寄ってほしいものです。


左のソリハシシギ(反嘴鷸)の繁殖地は、
シベリア東部。
右のキアシシギ(黄脚鷸)は、
ユーラシア大陸北部だそうです。
寒い地方で生まれた鳥たちばかりですね。
シロチドリ(白千鳥)は、
ここで生まれた子かもしれません。

みーんな気持ちよさそうに、
渚の風に吹かれていました。
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