春分初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)

スズメをはじめ、いろいろな鳥たちが、
巣材をくわえて飛んで行くのを
見かけるようになりました。
土曜日に訪ねた池では、
カイツブリが巣作りの真っ最中。
枝や葉っぱなどを持ってきては、
積み重ねていきます。
この写真は、浮巣ということが
わかりにくいのですが、
別の池の作りはじめの写真が
ありました。
まさに、浮き島のようです。

同じ仲間のカンムリカイツブリの巣も
浮巣です。
身体は、カイツブリよりずっと大きいので、
巣も大きいですね。

それでは、メルマガの和歌の夢子語訳を……。
~はかなしや 風に漂ふ 波の上に
鳰の浮巣の さても世にふる~
(式子内親王 『新千載和歌集』)
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はかないなあ。
風に漂いながら、波の上に浮かぶ
カイツブリの浮巣みたいに、
私も、まあ、なんと頼んない身の上で
生きているのやら……。
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見るからに頼りなげな『浮巣』ですが、
どうか、無事にひなを育てることが
できますように……。
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