霜降末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)

先日、京都御苑で、オーストラリアから
来られたというカップルに出会いました。
私のつたない英語力では、十分に
コミュニケーションができませんでしたが、
バードウォッチングだけの目的で、
日本を訪れているとか。
ちょうど、「青啄木鳥(アオゲラ)」が
出てきてくれました。
アオゲラは、日本固有種。
見られてよかったですね。

メスなので、ちょっと
頭の赤味が足りません。

こちらは、オスの「赤啄木鳥(アカゲラ)」。
昔は、単に「啄木鳥(きつつき)」というと、
アカゲラをさしたそうです。
でも、最も身近な啄木鳥は、
「小啄木鳥(コゲラ)」でしょうね。

じつは、コゲラにも、
頭のうしろに
ほんの少し赤い部分が
あるのです。
オスだけですが……。
ちらりと見えるでしょうか。

コゲラのあけた穴。

こんなに小さなくちばしだけで、
本当にお見事ですね。
まさに、『匠鳥』です。
最後に、「巧婦」と書く
「たくみどり」も……。

「鷦鷯(ミソサザイ)」は、
「雀(スズメ)」よりも小さな鳥。
こちらも留鳥ですが、
歳時記では冬の季語になっています。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)