霜降次候 霎時施(こさめときどきふる)

私も夫も飲まないのですが、
一応、父が使っていた徳利とお猪口を
置いていました。
久しぶりに出してきて、
写真を撮ったのですが、
もう使う機会はないかな……。
よく見ると、徳利には、
~和田の原 八十島かけて
こぎいでぬと
天のつり舟~
と書かれていました。
あらあら、「人には告げよ」が
省略されていたんですね。
お猪口は、さらに短く、
~和田の原 八十島かけて
天のつり舟~
でした。
今になって、初めて気づきました。
これは何かの謎でしょうか。
「人には告げるな」
ということだったりして……。
さて、ちんちんと泡立つほど、
熱く燗(かん)したお酒を
「霜降り燗」というそうです。
お酒って、ちんちんに熱すると
泡立つんですか?
知りませんでした。
父は、燗する時、「人肌(ひとはだ)」
と言っていた記憶があります。
今思うと、この表現も素敵ですね。
飲めたら、もっと言葉の世界も
広がったかもしれないと思う時もあります。
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