立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

ツクツクボウシです。
七十二候は、「寒蝉(かんせん)」を、「ひぐらし」と
読ませていますが、
本来、「寒蝉」は、秋に鳴く蝉のこと。
どちらかというと、ツクツクボウシをさしました。
私は、ちょうど立秋の日に初声を聞きました。
今では、朝の散歩に行く山は、ツクツクボウシの大合唱。
こうなると、最初の部分は聞こえなくて、
「ホーシ、ホーシ……」
ばかり、聞こえてきます。
平安時代の聞きなしだと、
「よーし、よーし……」
「きれいだよ」というよりも、
気合を入れられているように聞こえます。
さて、メルマガの和歌を夢子の神戸弁で訳すと……。
~女郎花(おみなえし) なまめきたてる 姿をや
うつくしよしと 蝉の鳴くらん~
(源俊頼 『散木奇歌集』)
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女郎花がたおやかに立っとう姿を、
「かわいいなぁ、きれいやなぁ」
と、蝉は鳴いとんのかなぁ。
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それにしても、散歩の最中に、いろんな鳥が、
蝉を食べる場面を目撃しました。
写真は、ムクドリ(椋鳥)。

食べているところの写真はないのですが、
ほかにも、ヒヨドリ(鵯)や、

ヤマガラ(山雀)のような小さな鳥も、
振り回して、食べてました。

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