夏至末候 半夏生(はんげしょうず)

夜行性のモリアオガエル(森青蛙)さん。
眠っているのでしょうか。
今にもずり落ちそうですが、
ずっとこの姿勢のまま、動きませんでした。
卵塊は、よく見かけるのではないでしょうか。

日中は、木の上や葉っぱの陰で、じっとしています。
まさに『木の葉隠れ』。

トップの写真を、普通に撮ると、こんな感じです。
どこにいるか、わかりますか?

こちらは、『木の葉隠れ』の「クサカゲロウ(草蜉蝣)」。
葉っぱの葉脈がこんなに見えるほど
アップにしないとわかりにくいですね。
さて、メルマガの和歌の夢子語訳を……。
~数ならぬ わが身山べの 郭公(ほととぎす)
木の葉がくれの 声は聞こゆや~
(よみ人しらず 『後撰和歌集』)
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物の数にも入らんような私が、
山辺のホトトギスみたいに
木の葉に隠れて鳴(泣)いとうねん。
その声が、あなたに聞こえるやろか。
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ホトトギスも、たいていは、
声はすれども、姿は見えず……。
それにしても、「半夏生」の日が
ちょうど一年の折り返し点。
もう半分過ぎたんですね。
焦ってしまいます……。
半夏――標準名はカラスビシャク(烏柄杓)も
生えてきていました。

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