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『秋沙』(あいさ)

旧暦9月25日 甲辰(きのえたつ)
  立冬次侯 地始凍(ちはじめてこおる)
ミコアイサペア
日本に来る『秋沙(アイサ)』は、主に、
「海秋沙(ウミアイサ)」、「川秋沙(カワアイサ)」、
「巫女秋沙(ミコアイサ)」の3種です。

写真は、ミコアイサのオスとメス。
右側の白い姿から、巫女を連想して、
この名がついたのでしょうけど、こちらは、オス。
後ろをついていくのが、メスです。
通称パンダガモ。
ミコアイサ
こちらの方が、わかりやすいですね。

ボサボサ頭のウミアイサのオスとメス。
DSCN4316ウミアイサ DSCN4807.jpg

カワアイサの写真は、いいのがありませんでした。
オスは、ウミアイサと同じような青い首で、
頭はボサボサではありません。
メスは、ウミアイサとよく似ています。

メルマガに紹介した『万葉集』の歌を訳すと、
**********
 山の間を渡っていくアイサが降り立つだろう、
 その川の瀬に、決して波よ立たないで……。
**********
とすると、カワアイサではないかと思われるかもしれませんが、
ウミアイサも、川や池にもきます。
カワアイサも、海にいたり、ときには、
両方いっしょにいたりするので、
この歌も、どちらかは決められないのです。

3種の中で、一番小さいのが、ミコアイサ。
波立たないでと願いたくなるかなと思って、この写真にしました。

今年は、まだ、どのアイサも見ていないです。
いつも、もう少し寒くなってからかな。

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