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『浮き草』(うきくさ)

旧暦3月28日 辛巳(かのとみ) 穀雨初候 葭始生(あしはじめてしょうず)
DSCN9072ウキクサ
「萍(うきくさ)」は、夏の季語ですが、「萍生い初む」は春の季語です。
冬の間は、冬芽の状態で、水の中に沈んでいるんですって。

さて、近くのビオトープをのぞいてみると、『浮き草』が浮かんでいました。
その上に、アメンボが乗っかっていました。

「ウキクサ」という標準名を持つのは、裏が赤紫で、根が数本あるものだそうです。
写真のは、裏も青かったので、アオウキクサかな? コウキクサかな?

P1140399ウキクサ
こちらは、裏が赤紫で、根が数本あったので、本当のウキクサかな?
見分けるのが難しいです。

「デンジソウ(田字草)」の鉢にも、びっしり。
P1110129.jpg
これは、裏を見てないので、わかりません。
でも、「デンジソウ」は、「ヨツバウキクサ(四葉浮草)」という異名も
持っているんですよ。
といっても、『浮き草』の仲間ではありません。

七十二候の「葭始生」は、江戸時代に日本で新たに設けられた候です。
『浮き草』でも季節の目安になったと思いますが、
葦の方が重要視されたのかもしれませんね。

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コメント

浮き草=わたし浮き草
浮き草には「根」があります。
けど、その「根」地下には届いていないのが多いよね。
大地を捕まえていないんだな。 浮いているんだ。

そうすると、どうなる?

漂うしかないね。
どんぶらこ、どんぶらこ
・・・だよな。

で、どうなる?

いろいろな場合、あるよな。

それこそ リアリティ―っていうもんだ。

う~む
まるでわたしのリアリティーが語られている感じがする。



Re: 浮き草=わたし浮き草
ムクドリさま

いつもありがとうございます。

そうですね。
浮き草は、大地に根を下ろしてはいませんね。

大地に根を下ろしていないという意味では、
ムクドリさんだけでなく、
人間みんな、浮き草の方に近いのかも。

みんな漂っていて、どうなるかわからないけれど、
その分、根を張っている草木よりは、自由かもしれませんね。

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