
勿忘草が咲いていました。
名前の由来は、よく知られていますね。
恋人に、この花を捧げようとした若者が、
花を摘んだ途端、足をすべらせ、
ドナウ川の急流にのみこまれてしまいます。
彼が、この花を投げながら叫んだ言葉、
「私を忘れないで」が、そのまま名前になりました。
ドイツ語で、「Vergissmeinnicht」。
英語で、「forget-me-not」。
これを、日本語に訳して、「勿忘草」となったわけですね。
とってもロマンティックな名前がついていますが、
勿忘草をずっと小さくしたような花に、
「胡瓜草(きゅうりぐさ)」があります。


全体に、胡瓜のような香りがするからなんですって。
大きさが違うだけで、ずいぶん扱いが違いますね。
それはさておき、中村草田男がこんな句を呼んでいます。
~勿忘草 日本の恋は 黙って死ぬ~
草田男は、明治男児ですものね。
今なら、日本でも、黙ってどころか、つきまとう人もいるぐらい・・・。
ますます「明治は遠くなりにけり」と思っているでしょうね。
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