
写真は、十日戎で売られていた熊手。
「福熊手」とか[飾り熊手」と呼ばれていますね。
ほかに、熊手といわず、「さらえ(さらい)」ともいいます。
福をつけると、「福さらえ(さらい)」。
漢字は、杷、攫、杈などと書くようです。
底にたまっている土砂やごみをかきのけるという意味の
「さらう」や「さらえる」という言葉からきたものですから、
直接的な言葉ですね。
後方に見えているのは、よく「笊(ざる)」といいますが、
本当は「箕(み)」。
福をつけて「福箕」といいます。
十日戎は、箕の方が主流かな……。
ざるなら、どんどん漏れていくイメージですが、
箕は、こぼれるすき間もない目で編まれています。
「箕性」なんて言葉はありませんが、
『熊手性』より、ずっと欲深いかもしれませんね。
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