
七十二候では、枯れるとなっていますが、この写真は、
ちょうど7年前の今日、撮ったものです。
枯れるのは、もう少し後じゃないのかな……と思っていたら、
江戸時代、稲生若水や貝原益軒、小野蘭山などのそうそうたる学者は、
「靭草は、夏至に咲くので、夏枯草ではない。
夏枯草は、十二単(じゅうにひとえ)だ」
と言っています。
そして、しばらくの間、夏枯草は、十二単ということになっていました。
たしかに、十二単は、春咲いて、夏枯れます。
幕末に、幕府が中国から夏枯草の種を取り寄せ、
栽培して、靭草だったことが判明したそうです。
でも、本朝七十二候を作った渋川春海の時代は、
十二単と思っていた時代と重なります。
もしかしたら、十二単を念頭に置いて、制定したのかも……。
ちなみに、十二単は、日本固有種。
でも、最近見かける十二単は、ほとんど、「西洋十二単」です。
この名前を漢字で書くと、変な感じですね。
固有種の十二単は、色がもっと薄く、葉に毛が生えているそうです。
下の写真も、西洋十二単です。

そうそう、蜜を吸うといえば、忍冬(すいかずら)も、そうですね。
「吸吸鬘(すいずいかずら)」ともいうそうです。

「靭草は、夏至に咲くので、夏枯草ではない。
夏枯草は、十二単(じゅうにひとえ)だ」
と言っています。
そして、しばらくの間、夏枯草は、十二単ということになっていました。
たしかに、十二単は、春咲いて、夏枯れます。
幕末に、幕府が中国から夏枯草の種を取り寄せ、
栽培して、靭草だったことが判明したそうです。
でも、本朝七十二候を作った渋川春海の時代は、
十二単と思っていた時代と重なります。
もしかしたら、十二単を念頭に置いて、制定したのかも……。
ちなみに、十二単は、日本固有種。
でも、最近見かける十二単は、ほとんど、「西洋十二単」です。
この名前を漢字で書くと、変な感じですね。
固有種の十二単は、色がもっと薄く、葉に毛が生えているそうです。
下の写真も、西洋十二単です。

そうそう、蜜を吸うといえば、忍冬(すいかずら)も、そうですね。
「吸吸鬘(すいずいかずら)」ともいうそうです。


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