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『吸吸花』(すいすいばな)

旧暦5月26日 乙丑(きのとうし) 夏至初侯 乃東枯(なつかれくさかるる)
靭草
七十二候では、枯れるとなっていますが、この写真は、
ちょうど7年前の今日、撮ったものです。

枯れるのは、もう少し後じゃないのかな……と思っていたら、

江戸時代、稲生若水や貝原益軒、小野蘭山などのそうそうたる学者は、

「靭草は、夏至に咲くので、夏枯草ではない。
夏枯草は、十二単(じゅうにひとえ)だ」

と言っています。

そして、しばらくの間、夏枯草は、十二単ということになっていました。
たしかに、十二単は、春咲いて、夏枯れます。

幕末に、幕府が中国から夏枯草の種を取り寄せ、
栽培して、靭草だったことが判明したそうです。

でも、本朝七十二候を作った渋川春海の時代は、
十二単と思っていた時代と重なります。
もしかしたら、十二単を念頭に置いて、制定したのかも……。

ちなみに、十二単は、日本固有種。
でも、最近見かける十二単は、ほとんど、「西洋十二単」です。
この名前を漢字で書くと、変な感じですね。

固有種の十二単は、色がもっと薄く、葉に毛が生えているそうです。
下の写真も、西洋十二単です。
西洋十二単

そうそう、蜜を吸うといえば、忍冬(すいかずら)も、そうですね。
「吸吸鬘(すいずいかずら)」ともいうそうです。
忍冬 忍冬

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コメント

『花の蜜を吸う』
『花の蜜を吸う』ですか。
おいらの田舎じゃー、珍しいものはないように思う。
思い出深いのは、花祭りに飾る“つつじ”の花だね。
あれは結構甘くて、いける。
今時分じゃー、“ノウゼンカズラ”の花かな?
“ノウゼンカズラ”の花には、大型のアゲハチョウがよくきていた。
黄アゲハもきてたかな? そういえば、アリも来てたね。結構、甘いンと違うかなあー。
Re: 『花の蜜を吸う』
ムクドリさま

つつじも、試したことがあるのですが、
たまたま、あたりが悪かったのかな。
あまり、蜜のないのだったみたいです。

ただ、ノウゼンカズラは、有毒だと聞いたことがありますが、
大丈夫でしょうか。
虫たちは、対処できる物質を持っているのでしょうけど、
ちょっと試すの、こわいですね。

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