処暑末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)

今年は、来週の日曜日(9月10日)が、
旧暦7月26日になります。
この日は、お休みをいただくので、
今日、二十六夜月の写真を……。
こんなに、細い細い月の出を
待ったのですね。
この光の中に、三尊仏が
見えるのでしょうか。
二十六夜の月は、深夜に出てくる月。
すっかり朝型になった私には、
なかなかこの頃の月の出を
待つことができません。
写真は、どれも、早朝に撮ったもの。
つまり、有明の月です。
上の写真は、今年の
旧暦閏2月26日の月です。
こちらは、今年の旧暦6月26日の月。

飛鳥時代の仏像に見られるような
いわゆる、アルカイックスマイルを
たたえた口元を、
「仰月形(ぎょうげつけい)」といいます。
そういえば、笑顔の口元のように
見えますね。
『二十六夜待ち』のにぎわいは、
浮世絵にも描かれています。
深夜とは思えない……。
お祭りのようです。
(右下の写真をクリックすると、
大きな写真が見られます)
↓
「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」歌川広重【太田美術館】
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)