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『月待ち』(つきまち)

旧暦7月19日 甲子(きのえね)
  処暑末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
旧26日の月2023-04-17K会下山IMG_5640 (2)(旧閏二月)有明の月(640×480)
今年は、来週の日曜日(9月10日)が、
旧暦7月26日になります。
この日は、お休みをいただくので、
今日、二十六夜月の写真を……。
こんなに、細い細い月の出を
待ったのですね。

この光の中に、三尊仏が
見えるのでしょうか。

二十六夜の月は、深夜に出てくる月。
すっかり朝型になった私には、
なかなかこの頃の月の出を
待つことができません。
写真は、どれも、早朝に撮ったもの。
つまり、有明の月です。

上の写真は、今年の
旧暦閏2月26日の月です。

こちらは、今年の旧暦6月26日の月。
旧26日の月2023-08-13H会下山DSC00717 (1)旧六月(有明の月)(640×480)

飛鳥時代の仏像に見られるような
いわゆる、アルカイックスマイルを
たたえた口元を、
「仰月形(ぎょうげつけい)」といいます。

そういえば、笑顔の口元のように
見えますね。

『二十六夜待ち』のにぎわいは、
浮世絵にも描かれています。
深夜とは思えない……。
お祭りのようです。
(右下の写真をクリックすると、
 大きな写真が見られます)
   ↓
「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」歌川広重【太田美術館】

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