小満次候 紅花栄(べにばなさかう)

毎朝、散歩に行く公園の近くに、
かつて、牧野富太郎の研究所が
ありました。
そこでは、「マルバマンネングサ
(丸葉万年草)」が咲き始めていました。

牧野富太郎研究所跡の碑の周囲に、
ところどころ黄色く見えるのが、
マルバマンネングサの花です。
マルバマンネングサの学名は、
Sedum Makinoi Maxim.
これは、牧野富太郎が、
ロシアの植物学者・マキシモヴィッチに
標本を送り、マキシモヴィッチが
「Makinoi(牧野の)
Sedum(ベンケイソウ科の植物)」
という名を送ったものだそうです。
最後のMaxim.は、命名者の
マキシモヴィッチを表しています。
富太郎は、大喜びだったとか。
コモチマンネングサ(子持ち万年草)や
ヒメマンネングサ(姫万年草)など、
牧野富太郎自身が学名を
つけたマンネングサの仲間も
何種かあります。
こちらは、牧野富太郎とは関係ない
メキシコマンネングサ……だと思います。

「メキシコ」とつくのですが、
原産地はどこかわからないんですって。
我が家にも、いつの間にか、
『万年草』が生えてきます。
一時は、ほかの植木が、
『万年草』に埋もれてしまったので、
抜いてしまったのですが、
それでも、芽が出てきます。
鉢で育ててみてもいいかなとも
思うのですが、またあふれてしまうと
困るなあ。
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