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『鳥の子色』(とりのこいろ)

旧暦1月9日 戊子(つちのえね)
  大寒末候 雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)
卵20230129-1(640×480)
メルマガにも書きましたが、昔の卵は、
現在よりも、少し黄色味があったそうです。
卵の殻の色は、品種によって、
違ってくるんですってね。
ですから、『鳥の子色』も、もう少し、
黄色味がかった色です。

じつは、卵の写真を写そうと思って、
冷蔵庫を見ると、赤玉が1個だけしか
ありませんでした。
あわてて、白い卵を買ってきました。

去年の6月に、大阪自然史博物館で
開催された『日本鳥の巣と卵』展を
見に行きました。
野鳥の卵も、白っぽい色か、
ウズラ(鶉)の卵のような斑点のあるものが
ほどんどでした。

でも、ウグイス(鶯)は違います。
ウグイスとホトトギスの卵(640×480)DSCN3234
ワインレッドというのでしょうか。
托卵する側のホトトギス(時鳥)も、
卵の色も似せているのですね。

こちらは、明石公園に展示されていた
アオサギ(蒼鷺)の卵。
アオサギの卵(640×480)DSCN5276
淡い水色です。
アオサギ(640×480)DSCN6752
アオサギさん、とっても美しい卵を
産むんですね。

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『翼鏡』(よくきょう)

旧暦1月2日 辛巳(かのとみ)
  大寒初候 欵冬華(ふきのはなさく)
カルガモ(640×480)P1020913
ブルーの『翼鏡』をのぞせて佇むカルガモ(軽鴨)。

マガモ(真鴨)のオスとメス。
『翼鏡』は、青紫です。
マガモ♂(640×480)DSCN9128 マガモ♀(640×480)DSC06462

眠っていても、『翼鏡』の色で、
マガモとわかりますね。
マガモ(640×480)DSCN4452

コガモ(小鴨)は、明るい緑。
コガモ(640×480)DSCN1525 コガモ(640×480)DSCN9267
右の写真は、コガモのメスです。

オカヨシガモ・ヨシガモ(640×480)DSCN4542
そして、上のヨシガモ(葦鴨)は、暗い緑、
下のオカヨシガモ(丘葦鴨)は白。

それぞれ、ちらっと見える美しい色が、
おしゃれですね。

お天気がよくて、光が当たると、
とても美しく映えます。
冬の穏やかな晴れた日は、
『翼翼』日和といえるかも……。

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『兎角』(とかく)

旧暦12月25日 甲戌(きのえいぬ)
  小寒末候 雉始雊(きじはじめてなく)
ウサギ(640×480)DSCN9409
角は生えてないですよ~。
日本では、角がある兎は、
発見されてないようですから、
まだ『兎角』を、実在しないものの
たとえとして使うことができそうですね。

「いずれしても」とか「何につけても」
という意味の「とかく」の当て字の方は、
ひらがなで書くことが多くなったので、
忘れられていくのでしょうか。

「兎は月を見てはらむ」という俗説があります。
今日の月は、ずいぶん欠けた月。
やはり、満月でないとだめでしょうか。
旧25日の月(旧三月2022)20220425 (6)

それにしても、この子……
ウサギ(640×480)DSCN9903
まんまるですね。
こんな歌がぴったりかも。

~草の上にまるまるとして飼はれたる
 兎の冬のぬくみをおもふ~
 (岡稻里)

ともあれ、人にとっても、兎にとっても
住みやすいこの世であってほしいですね。

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『神々しい』(こうごうしい)

旧暦12月18日 丁卯(ひのとう)
  小寒初候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
K2023-01-01会下山IMG_1021 (10)(640×480)
あけましておめでとうございます。
今年も、『神々しい』初日の出を
拝むことができました。

例年なら、震えながら日の出を待つのに、
今年は、比較的あたたかでした。
日の出時刻からほどなく、
初日が顔を出したかと思うと……。
H2023-01-01会下山 1H3A182(9)(640×480)

雲が横切ってしまいましたが、
H2023-01-01会下山 1H3A182(12)(640×480)

雲の上から出てきた時は、
まぶしい輝きでした。
H2023-01-01会下山 1H3A182(25)(640×480)

厳かな気持ちで、毎年
新しい年を迎えることができて、
本当にありがたいことだと思います。

この一年、みなさんが笑顔で
過ごせますように……。

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