- 2023年01月30日(月)
旧暦1月9日 戊子(つちのえね)
大寒末候 雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)

メルマガにも書きましたが、昔の卵は、
現在よりも、少し黄色味があったそうです。
卵の殻の色は、品種によって、
違ってくるんですってね。
ですから、『鳥の子色』も、もう少し、
黄色味がかった色です。
じつは、卵の写真を写そうと思って、
冷蔵庫を見ると、赤玉が1個だけしか
ありませんでした。
あわてて、白い卵を買ってきました。
去年の6月に、大阪自然史博物館で
開催された『日本鳥の巣と卵』展を
見に行きました。
野鳥の卵も、白っぽい色か、
ウズラ(鶉)の卵のような斑点のあるものが
ほどんどでした。
でも、ウグイス(鶯)は違います。

ワインレッドというのでしょうか。
托卵する側のホトトギス(時鳥)も、
卵の色も似せているのですね。
こちらは、明石公園に展示されていた
アオサギ(蒼鷺)の卵。

淡い水色です。

アオサギさん、とっても美しい卵を
産むんですね。
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- 2023年01月23日(月)
旧暦1月2日 辛巳(かのとみ)
大寒初候 欵冬華(ふきのはなさく)

ブルーの『翼鏡』をのぞせて佇むカルガモ(軽鴨)。
マガモ(真鴨)のオスとメス。
『翼鏡』は、青紫です。

眠っていても、『翼鏡』の色で、
マガモとわかりますね。

コガモ(小鴨)は、明るい緑。

右の写真は、コガモのメスです。

そして、上のヨシガモ(葦鴨)は、暗い緑、
下のオカヨシガモ(丘葦鴨)は白。
それぞれ、ちらっと見える美しい色が、
おしゃれですね。
お天気がよくて、光が当たると、
とても美しく映えます。
冬の穏やかな晴れた日は、
『翼翼』日和といえるかも……。
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- 2023年01月16日(月)
旧暦12月25日 甲戌(きのえいぬ)
小寒末候 雉始雊(きじはじめてなく)

角は生えてないですよ~。
日本では、角がある兎は、
発見されてないようですから、
まだ『兎角』を、実在しないものの
たとえとして使うことができそうですね。
「いずれしても」とか「何につけても」
という意味の「とかく」の当て字の方は、
ひらがなで書くことが多くなったので、
忘れられていくのでしょうか。
「兎は月を見てはらむ」という俗説があります。
今日の月は、ずいぶん欠けた月。
やはり、満月でないとだめでしょうか。

それにしても、この子……

まんまるですね。
こんな歌がぴったりかも。
~草の上にまるまるとして飼はれたる
兎の冬のぬくみをおもふ~
(岡稻里)
ともあれ、人にとっても、兎にとっても
住みやすいこの世であってほしいですね。
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- 2023年01月09日(月)
旧暦12月18日 丁卯(ひのとう)
小寒初候 芹乃栄(せりすなわちさかう)

あけましておめでとうございます。
今年も、『神々しい』初日の出を
拝むことができました。
例年なら、震えながら日の出を待つのに、
今年は、比較的あたたかでした。
日の出時刻からほどなく、
初日が顔を出したかと思うと……。

雲が横切ってしまいましたが、

雲の上から出てきた時は、
まぶしい輝きでした。

厳かな気持ちで、毎年
新しい年を迎えることができて、
本当にありがたいことだと思います。
この一年、みなさんが笑顔で
過ごせますように……。
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