- 2021年10月25日(月)
旧暦9月20日 丙午(ひのえうま)
霜降初候 霜始降(しもはじめてふる)

毎朝のお散歩コースにも、
ジョウビタキ(尉鶲)が渡ってきました。
初認は、10月22日です。
たしかに頭は灰色ですが、
おじいさんに見立てるなんて、
かわいそうですね。
りりしくて、若々しい顔だと思います。
同じジョウビタキでも、メスは、
全然違います。

こちらは、頭も白髪じゃなくて、
地味ですが、かわいらしい感じ。
お似合いのカップルですね。
でも、日本にいる間は、オスメス、
別々になわばりを持って暮らしています。
これから、毎日のように、姿を見せてくれて、
朝の寒気をやわらげてくれるでしょう。
できれば、ほかのヒタキの仲間にも
いっぱい会いたいな。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)
- 2021年10月18日(月)
旧暦9月13日 己亥(つちのとい)
寒露末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

三年前の十三夜の月です。
まだ、見えて間もない頃のお月様。
いっそう、やさしげに見えます。
一説によると、もともと日本には
九月十三夜に、収穫祭としての
月祭をする習慣があったのだとか。
中国から、中秋の名月の月見が
伝わって、二度の月見をするように
なったともいわれます。
どちらが先としても、私は、
昔の日本人の、
少し欠けた月を愛でる美意識を、
すばらしいと思います。

「十三夜に曇りなし」といいます。
今夜も、晴れそうですね。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)
- 2021年10月11日(月)
旧暦9月6日 壬辰(みずのえたつ)
寒露初候 鴻雁来(こうがんきたる)

今年は早々と、8月21日に、
『初鴨』を見ました。
オカヨシガモ(丘葦鴨)のメスです。
もしかしたら、越夏していたのかも
しれませんが……。
そうそう、右で寝ている2羽は、
カルガモ(軽鴨)です。
カルガモは、一年中いるので、
見ても、『初鴨』とはいいません。
こちらが、カルガモ。

こちらは、以前に撮った
オカヨシガモの写真です。

オカヨシガモは、オスも地味。
手前がメスで、向こうがオスです。
今では、もう、おなじみの鴨は、
ほとんど、飛来しています。
まだ、数は少ないのですが……。
下は、何年か前の1月に撮った写真です。

ホシハジロ(星羽白)、マガモ(真鴨)、
キンクロハジロ(金黒羽白)……。
もう少しすると、にぎやかになることでしょう。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)
- 2021年10月04日(月)
旧暦8月28日 乙酉(きのととり)
秋分末候 水始涸(みずはじめてかるる)

緑色なので、『新松子』は、
あまり目立ちませんね。

こちらは、何年か前の4月に
撮った写真です。
雄花の下で、だいぶん、
茶色くなってきました。
ちなみに、「ちちり」は、
「ちちりん」「ちんちら」など、
さまざまに変化していったようです。
でも、「縮り」という語源を考えると、
固く閉じたものを「ちちり」、
茶色く熟して、かさかさになったものを、
「松毬(まつかさ)」と呼びたくなります。
ちなみに、「松ぼっくり」は、
「松ふぐり」が変化したもの。
とすると、どの状態にも当てはまるかな。
「松ぼっくり」に漢字を当てる場合も、
「松毬」となります。
「松陰嚢」と書くこともあったようですが……。

松ぼっくりがいっぱい。
一本の木の中に、去年の子、今年の子と、
同時に育てていっている松は、
やはり風格がありますね。
☆詳しくは、今日のメルマガをお読みくださいね。
↓
(無料購読申し込み)
※このサイトの文章、写真等を許可なく使用することは、お断りいたします。
どうか、ご一報ください。