- 2021年08月30日(月)
旧暦7月23日 庚戌(かのえいぬ)
処暑次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
『万葉の鳥』今回もソフトカバーですが、
ハードカバーのような趣のある、
落ち着いた装丁になっています。
イラストの鳥の絵が、
図鑑的に正確でないのが、
とても残念なところなのですが……。
ぜひ、探鳥会などに参加して、
実際の鳥を見る機会を
もっていただければと思います。
タイトルは、『万葉の和歌』ですが、
その後の移り変わりがわかるよう、
『万葉集』以後の和歌も紹介しています。
何百年もの時を越えて、昔の人々と、
現在の私たちをつなぐ架け橋となっている鳥たち。
さらに、未来の架け橋にもなるよう、
守っていかなければいけませんね。
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- 2021年08月23日(月)
旧暦7月16日 癸卯(みずのとう)
処暑初候 綿柎開(わたのはなしべひらく)

「綿花(めんか)」が開いたところです。
綿は、アオイ科の植物。
クリーム色や、淡い紅色の花が咲きます。

でも、「綿花」と呼ばれるのは、
実が割れて見える白い部分のこと。

綿畑が、収穫の季節を迎えると、一面、
白い花が咲いたように見えることでしょう。
~もともと「綿」という字は、蚕(かいこ)の
繭(まゆ)からとった「わた」をあらわしたもの~
とメルマガに、書きましたが、
綿花の「わた」をあらわす字は、「棉」です。
ところで、我が家には、真綿があります。
薄汚れてしまいましたが、寒い日には、
母が、このまま広げて、背負っていました。

とっても軽くて、あたたかいんです。
しかも、「真綿で首を絞める」という形容が
あるように、すごく丈夫です。
何かに仕立て直そうとして、
そのままになってしまったのかな。
ちゃんと聞いておけば、ほったらかしに
しなかったかも……。
今からでも、何かにしてみようかと
思いはするのですが、どうしよう……。
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- 2021年08月16日(月)
旧暦7月9日 丙申(ひのえさる)
立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

この度の豪雨で、被害に遭われた方に、
心からお見舞い申し上げます。
天にある「盆」が、どんなに大きいのか
わかりませんが、このところ、
『盆雨』という表現以上の
すごい雨が多いですね。
しかも、何回盆をひっくり返すのかと
思うくらい、降り続きます。

先日、家の庭に、
薄羽黄蜻蛉(ウスバキトンボ)が
やってきてくれました。

お盆の頃によく見られるということで、
精霊蜻蛉(しょうりょうとんぼ)とも
呼ばれます。
亡くなった人の魂が乗ってくるのだとか。
心配性の母が、見に来てくれたのかもしれません。
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- 2021年08月09日(月)
旧暦7月2日 己丑(つちのとうし)
立秋初候 涼風至(すずかぜいたる)

写真は、立秋の日の朝焼けです。
7日、8日と、早朝は、
わりと涼しい風が吹きました。
でも、懐かしい友だちほどの
うれしさではなかったかな。
8月7日は、母の命日なので、
早めのお墓参りに行きました。
厳しい暑さだったのですが、ここでも、
時々、いい風が吹いてきました。
その時、昼間なのに、蜩(ヒグラシ)の声が……。
この声こそ、「清風故人来る」の
『清風』に匹敵するものでした。
がんばって、見つけましたよ!
どこにいるか、わかりますか?

ちょうど、真ん中あたり。
でも、見つけたのは、
鳴いていたヒグラシではなく、
どうも、鳴かないメスのようです。

結局、オスは見つけられませんでしたが、
懐かしい人に会えたような、
すがすがしい気持ちになれました。
この場合は、旧友ではなく、
亡くなった人という意味の「故人」でも
いいかもしれませんね。
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- 2021年08月02日(月)
旧暦6月24日 壬午(みずのえうま)
大暑末候 大雨時行(たいうときどきにふる)

先日、いつものように早朝、散歩をしていたら、
雀(スズメ)が、何かつつきまわしています。
最近、よく蝉をつかまえて
振り回しているところを見るので、
そうだろうと思って近づくと、
スズメは、飛んでいきました。
地面に残されたのを見ると、
何と、玉虫(タマムシ)でした。

まだ生きているようなので、
夫が、指をさしのべると、
すがるように、つかまってきました。

そのあと、幹にとまらせてあげたのが、
最初の写真です。
今年は、死んでいるのも含めて、
3回見かけました。
市街地の公園に、タマムシがいることに
びっくり。
昔からの言い伝えどおり、
いいことが起こる前触れだといいですね。
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