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『枯螳螂』(かれとうろう)

旧暦10月16日 丁丑(ひのとうし)
  小雪次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
DSCN0817ハラビロカマキリ (640x480)
どこにいるか、わかりますか。
まさに、枯草と一体になっていて、
『枯螳螂』という言葉を思い出しました。

もう少し大きくしてみると……。
DSCN0817ハラビロカマキリ (2) (640x480)

先週見かけたのですが、
去年の12月15日にも見ています。
DSC01870拓君とハラビロカマキリ (2) (640x480)
道を歩いていたところを、なんと、
ワンちゃんに踏まれてしまったところです。
こんなところを歩いているぐらいですから、
もう弱っていたのかもしれません。

それにしても、こちらは、きれいな緑色。
上の写真も、同じ、ハラビロカマキリ(腹広螳螂)
だと思うのですが、色が全然違いますね。
緑色だと、たとえ弱っていたとしても、
『枯螳螂』とは言いにくい……。

育った環境によって、色が変わるわけでも
ないそうです。
多様性を持たせて、種として、少しでも多く
生き残ろうとしているという説が、今のところ、
有力なようです。
DSCN9519ハラビロカマキリ (640x480)
こちらは、我が家に9月にやってきた
ハラビロカマキリ。
自分が何色なのか、わかっているようですね。

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『銀杏羽』(いちょうば)

旧暦10月9日 庚午(かのえうま)
  小雪初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
DSCN1008 (2) (640x480)
11月22日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」だそうですね。
鴛鴦夫婦の写真です。
前を泳ぐ雄鳥が、心なしか、誇らしげにも見えます。

DSC01584 (2) (640x427)
「ぼかあ、君といる時が一番幸せなんだ~」

DSC01615 (2) (640x426)
こちらは、雌鳥にリードされているのかな。

DSCN0149オシドリ (2) (640x480)
ねむそうな雄鳥。
それでも、『銀杏羽』をピンと立てています。

DSCN1110オシドリ (640x480)
これは、青森で5月に撮った写真です。
ほっとしているところでしょうか。
『銀杏羽』をねかせていました。

DSCN2458オシドリ エクリ(640x480)
こちらは、繁殖期に移り変わる時の姿です。
『銀杏羽』がないと、スマートに見えます。
でも、繁殖期に比べると、文字通り、
精彩に欠けますね。

DSCN0995 (2)
雌は一年中、同じ姿。
地味だけど、品があって、美しいと思います。
やはり、お似合いのカップルですね。

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『小春空』(こはるぞら)

旧暦10月2日 癸亥(みずのとい)
  立冬次候 地始凍(ちはじめてこおる)
ラクウショウDSCN0659 (640x480)
このところ、神戸では、小春日和になる日が
多くなっています。
写真は、去年の今頃のものですが、
今日も、気持ちのいい『小春空』が
眺められました。

こちらは、今年の写真。
モズDSCN0577 (640x480)
お散歩で出合ったモズ(百舌鳥)も、
リラックスしているようです。

地面の陽だまりでは、
ハクセキレイ(白鶺鴒)が日向ぼっこ。
ハクセキレイDSCN0605 (640x480)

桜もずいぶん葉を落として、枝越しに、
『小春空』が見られるようになりました。
サクラDSCN0612 (640x480)

こんな日が長く続いてくれればいいんですけど、
そういうわけにはいきませんね。
できるだけ、心に焼き付けておきたいと思います。

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『鵠』(くぐい)

旧暦9月24日 丙辰(ひのえたつ)
  立冬初候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
オオハクチョウ・コハクチョウDSC02657 (2) (640x427)
日本に飛来するハクチョウは、
主に、オオハクチョウ(大白鳥)と、
コハクチョウ(小白鳥)。
すでに、各地に飛来しているようですね。

写真は、去年、加西市で写したものです。
ちょうど、いっしょに泳いでいました。
前が、オオハクチョウで、
うしろが、コハクチョウです。

大きさだけでは、わかりにくいですね。
くちばしの黄色い部分が大きく、
黒い部分に食い込んでいるのが、
オオハクチョウ。
DSCN2140オオハクチョウ (2) (640x480)

くちばしの黄色い部分が小さく、
黒い部分との接点が
丸みを帯びているのが、コハクチョウ。
DSCN3538コハクチョウ (2) (640x480)

公園などでよく見かけるのは、
コブハクチョウ。
DSCN5261コブハクチョウ (640x480)
くちばしはだいだい色で、
上くちばしの付け根に、
黒いこぶがあります。
飼育されてきた鳥ですが、
野生化している例も見られます。

ところで、『みにくいアヒルの子』は、
じつは、ハクチョウの子だったんですよね。
下の写真は、オオハクチョウの幼鳥。
真っ白ではなく、灰色がかっていますが、
全然、みにくくないですね。
オオハクチョウDSCN3072 (2) (640x480)

一夫一婦制で、どちらかが死ぬまで、
相手を変えないそうです。
家族の仲もよくて、いっしょに行動し、
よく、鳴き交わしていました。
DSCN1982オオハクチョウ (2) (640x480)
いつまでも元気で、
仲よく暮らせますように……。

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『夕紅葉』(ゆうもみじ)

旧暦9月17日 己酉(つちのととり)
  霜降末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
DSCN9135紅葉 (640x480)
我が家の周辺では、
桜の葉が色づき始めたぐらいで、
まだ、緑が目立ちます。

なので、写真は、今年のものでは
ありません。
一昨年の11月の終わりに撮ったものです。
『夕紅葉』のような雰囲気ですが、
すみません……。
じつは、朝の紅葉です。
朝日が昇ってきた頃に撮りました。

朝日に照り映えて、
きれいだったんですけど・・・。
DSCN9134 (640x480)

ここ数年、朝が早い分、
夕方に出歩くことは、
めっきり少なくなったので、
『夕紅葉』は、なかなか見れていません。

焦がれるような恋心からも遠ざかって、
「心の紅葉」も薄れてしまったかも・・・。
DSC08599紅葉 (640x427)

~山彦のわれを呼ぶなり夕紅葉~
             (臼田亜浪)

今年は、『夕紅葉』を見に行ってみようかな。

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