- 2019年06月24日(月)
旧暦5月22日 壬辰(みずのえたつ)
夏至初候 乃東枯(なつかれくさかるる)

京都の
『風俗博物館』では、
毎回、『源氏物語』の名場面が、
忠実に再現されています。
私はずいぶん前に訪れたのですが、
その時は、葵の上の出産の場面でした。

白い装束の葵の上にとり憑いているのは、
六条の御息所。

よりましに霊をのり移らせます。
話が『さみだれ髪』から、
離れてしまいましたが、
この時代は、乱れ髪といっても、
風情がありますね。
私も、この時期は、
髪の毛がまとまらなくて、困る方です。
風情も何もない、単に乱れた
『さみだれ髪』にならないように、
四苦八苦しています。
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- 2019年06月17日(月)
旧暦5月15日 乙酉(きのととり)
芒種末候 梅子黄(うめのみきばむ)

だんだん色づいてきました。

色とりどりできれいです。
無花果(イチジク)と同じように、
枝を伐ると、白い汁が出るそうです。
「乳の木」がイヌビワではないかという説も、
そんな理由からです。
秋になって熟すると、食べられるというのですが、
イヌビワコバチ(犬枇杷小蜂)と共生していて、
実の中にいると聞いては、口にする気がしませんね。

人間が食べなくても、動物たちが
喜んで食べるそうです。
上皇様は、もう育てておられるのでしょうか。
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- 2019年06月03日(月)
旧暦5月1日 辛未(かのとひつじ)
小満末候 麦秋至(むぎのときいたる)

すっかり木と同化してしまっている
ニイニイゼミ(にいにい蝉)。
わかりますでしょうか。
こちらなら……。

といっても、同じようなものですね。
鳴き声も、他の蝉が鳴き出すと、
かき消されてしまいそう。
↓
【ニイニイゼミの鳴き声】
(兵庫県立人と自然の博物館)アブラゼミ(油蝉)と並んで鳴いていました。

大きさの違いが、よくわかりますね。
ニイニイゼミは、梅雨明けとともに
鳴き出すともいわれます。
でも、『麦蝉』「麦刈り蝉」という異名が
あることを思うと、もう少し早くから
鳴き出すのでしょうか。
ちなみに、写真は、すべて去年の
7月下旬に写したものです。
今年は、もっと早くから、注意して、
耳を傾けてみたいと思います。
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