小満次候 紅花栄(べにばなさかう)

ドクダミを漢字で書くと、「蕺」となります。
草冠に、左は「口」と「耳」を縦に、右は「戈」です。
環境依存文字なのですが、出てますでしょうか。
「蕺草」「蕺菜」とも書きます。
「菜」がつくのは、食用とされたから。
ゆでて、水にひたすと、臭いがなくなるのだそうです。
それにしても、メルマガで紹介した異名は、
ひどいですね。
悪臭があるといいますが、犬の反吐とか、
嫁の屁とは、全然違うように思います。

薬効に関しては、
蛙を殺して、ドクダミにかけておくと、
生き返るという話もあるほどです。
ほかに、「医者殺し」という異名もありました。
『十薬』どころか、万能薬だったのでしょうね。
たしかに、群生している様子を見ると、
強い生命力を感じます。

白く見えるのは、苞(ほう)と呼ばれる部分で、
しべに見える真ん中の部分が、花穂。
小さな花が、いっぱい集まっているのですね。
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