冬至初候 乃東生(なつかれくさしょうず)

近縁の仲間を含めて、『西洋柊』、あるいは、
「柊黐(ひいらぎもち)」と呼ばれてきました。
でも、厳密に、ヨーロッパ原産の
イングリッシュ・ホーリーだけを『西洋柊』と呼び、
アメリカ産や中国産のものと
区別することもあります。
日本で多く出回っているのは、中国産。
この種だけを、「柊黐」と呼んだり、
「志那柊(しなひいらぎ)」と呼んだりもします。
写真も、じつは、こちら。
葉っぱの形が独特ですね。
三宮のフラワーロードを歩くと、ちょうど
たくさんの実をつけていました。

低い場所でも、葉っぱは丸くなっています。

「柊(ひいらぎ)」の花は、こちら。


少し前まで、とってもすがすがしい香りを
漂わせていました。

4月の終わり頃の青い実。
楕円形です。
だんだん、黒くなっていきます。
魔よけや、永遠の象徴とみなすのは、
日本と共通していますが、
洞察力というのは、西洋独特ですね。
「洞察」を辞書で引くと、
「物事を観察して、その本質や、
奥底にあるものを見抜くこと」。
見通すことという意味もあります。
洞察力を養って、来年は実り多い一年に
したいものです。
みなさんも、よいお年を!
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