小雪初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)

日本では、虹の色は、
赤、橙、黄、緑、青、藍色、紫の七色とされます。
人の『虹彩』は、
虹ほど鮮やかな彩りではありませんが、
鳥は、色とりどりですね。
角度によって、違った色に見えるということも
あると思いますが、まずは、赤。


ヒクイナ(緋水鶏)やホシハジロ(星羽白)のオスなど。
橙は、


ケリ(鳬)やナベヅル(鍋鶴)。
ほかにも、キジバト(雉鳩)、マナヅル(真名鶴)など
橙はたくさんいます。
黄色はさらに多くて、いっぱいいますが、
とりあえず、


オオタカ(大鷹)とカイツブリ(鸊鷉)。
緑は、カワウ(川鵜)。

きれいなエメラルドグリーンです。
青は、思い当らないのですが、
カラスの幼鳥は、淡い青色です。

写真は、ハシブトガラス(嘴太烏)の幼鳥。
この写真ではわかりにくいかな。
あまり近寄ると、親鳥に怒られるので……。
藍色と紫は、さらに苦しいですね。
どれも黒く見えちゃうでしょうし。
無理やりですが、
羽の色につられて、藍色っぽく見えるの写真を。


ルリビタキ(瑠璃鶲)のオスとイソヒヨドリ(礒鵯)のオスです。
紫っぽく見えるのは、
オシドリ(鴛鴦)ということにしておきます。

こんなこじつけをしなくても、
黒と茶色を入れれば、七色になりますが……。
鳥の場合は、目のまわりに、
アイリングと呼ばれる部分もあって、
こちらもカラフルです。

ウミネコ(海猫)の赤。

シロハラ(白腹)の橙。
黄色っぽいかな。
でも、黄色の代表は、コチドリ(小千鳥)。

そして、美しい水色のサンコウチョウ(三光鳥)。

メジロ(目白)の白は、おなじみですね。

アイリングも、茶色とか黒を足せば、
七色になりますね。
ちなみに、イリスやアイリスと呼ばれるアヤメ科の花は、
虹のように美しいことから名づけられたのだそうです。
目の中の虹も、輝かせていたいですね。
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