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『狭霧』(さぎり)

旧暦7月10日 甲申(きのえさる)
  立秋末候 蒙霧升降(ふかききりまとう)
霧P1080765
16日にお墓参りに行きました。
少し山の方にある墓地です。
行ってみると、深い霧に包まれていました。
急に涼しくなりましたものね。

車の中にいたので、
その時の写真は撮れませんでしたが、
ちょうど、こんな雰囲気でした。


歳時記では、『狭霧』は、
霧と同じですから、秋の季語です。
でも、私は、『狭霧』というと、
唱歌『冬景色』の歌詞を思い出します。

~さ霧消ゆる湊江の
 舟に白し、朝の霜
 ただ水鳥の声はして
 いまだ覚めず、岸の家~

この詩の場合は、
六・五、六・五、七・五、六・五
となっています。
やはり、語調を整えるために、
「さ霧」としたのでしょうね。


ちなみに、メルマガで紹介した
「小百合」は、「笹百合(ササユリ)」の
異名にもなっています。
ササユリ DSCN0790(640x480)

たしかに、少なくとも
鬼百合(オニユリ)のイメージでは
ありませんね。

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『うつくし』

旧暦7月3日 丁丑(ひのとうし)
  立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
ツクツクボウシDSCN8951
ツクツクボウシです。
七十二候は、「寒蝉(かんせん)」を、「ひぐらし」と
読ませていますが、
本来、「寒蝉」は、秋に鳴く蝉のこと。
どちらかというと、ツクツクボウシをさしました。

私は、ちょうど立秋の日に初声を聞きました。
今では、朝の散歩に行く山は、ツクツクボウシの大合唱。

こうなると、最初の部分は聞こえなくて、
「ホーシ、ホーシ……」
ばかり、聞こえてきます。

平安時代の聞きなしだと、
「よーし、よーし……」

「きれいだよ」というよりも、
気合を入れられているように聞こえます。


さて、メルマガの和歌を夢子の神戸弁で訳すと……。

~女郎花(おみなえし) なまめきたてる 姿をや
  うつくしよしと 蝉の鳴くらん~ 
            (源俊頼 『散木奇歌集』)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 女郎花がたおやかに立っとう姿を、
 「かわいいなぁ、きれいやなぁ」
 と、蝉は鳴いとんのかなぁ。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
オミナエシP1110307

それにしても、散歩の最中に、いろんな鳥が、
蝉を食べる場面を目撃しました。
写真は、ムクドリ(椋鳥)。
ムクドリ (640x480)
食べているところの写真はないのですが、
ほかにも、ヒヨドリ(鵯)や、
DSCN9108ヒヨドリ (640x480)
ヤマガラ(山雀)のような小さな鳥も、
振り回して、食べてました。
DSCN2872ヤマガラ (640x480)

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『夕顔』(ゆうがお)

旧暦6月25日 庚午(かのえうま)
  大暑末候 大雨時行(たいうときどきにふる)
DSCN9015 (640x480)
去年、夕顔を育ててみました。
DSCN9022 (640x480)
暗くなってから咲きます。

ヒルガオ科の植物は、茎がつる状ですが、
夕顔は、ひげでからみつきながら、伸びていきます。
DSCN7852 (640x480) DSCN8909 (640x480)
このひげが、コイルのようにしっかりしているのです。
こんなに力強く頼られても……。
弱いのか、たくましいのか、わからない感じです。

育ててみて、大変生命力が旺盛な植物だということが
わかりました。
『源氏物語』の夕顔のイメージとは違うかも……。

結局、実はひとつもなりませんでした。
干瓢(かんぴょう)の原料になるそうです。

連作はできないというので、
今年は、南瓜(かぼちゃ)を育てています。
坊ちゃんカボチャです。
カボチャ DSCN3358(640x480)
花の形も似ていますし、
ひげをからませていくところも同じです。

こちらは、白い朝顔。
アサガオ P1170148(640x480)

こちらは、昼顔。
ピンク以外の花は、見たことがありません。
ヒルガオ P1100535(640x480)

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