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『花催い』(はなもよい)

旧暦2月10日 丁巳(ひのとみ)
  春分次侯 桜始開(さくらはじめてひらく)
DSCN2740 (640x480)
先月頃から、毎朝、散歩に出かけるように
しています。
家から10分ぐらい歩くと、小高い山があって、
公園になっているのです。
この時期は、毎日、ふくらんでいく桜を
見る楽しみがあります。

DSCN2701サクラ (640x480)
日に日に蕾がふくらんで……。

DSCN2730サクラ (640x480) DSCN2735 (640x480)
開いてきました。

DSCN2748 (640x480)
神戸で開花宣言があった24日の桜。
こちらも、開花宣言できますね。

『花催い』という言葉は桜をさすわけですが、
楽しみは桜だけではありません。
散歩を始めた頃は、咲いていなかった
連翹(れんぎょう)や雪柳(ゆきやなぎ)が
今は咲き誇っています。

その上、瑠璃鶲(ルリビタキ)くんをはじめ、
いろんな鳥たちが出迎えてくれるのです。
DSCN2718ルリビタキ (640x480)
23日には、その中に燕(つばめ)が
仲間入り。
おかげで、毎日が楽しみです。

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『胡蝶』(こちょう)

旧暦2月3日 庚戌(かのえいぬ)
  啓蟄末侯 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
DSCN3181モンシロチョウ・ヒメジョオン (640x480)
「菜虫」といえば、紋白蝶(モンシロチョウ)を
さしているのでしょうけど、いち早く姿をみるのは、
紋黄蝶(モンキチョウ)のことが多いでしょうか。

今年も、3月4日に、見ました。
それが、初蝶です。
その時の写真ではありませんが・・・。
DSCN9882モンキチョウ (640x480)

さて、『胡蝶の夢』の蝶は、どれなのでしょうね。
そして、自分が蝶になった夢をみるとしたら……。
P1050516ツマグロヒョウモン♀ (640x480)
褄黒豹紋蝶(ツマグロヒョウモン)のメスかな。
名前がちょっと強烈で、幼虫の姿も毒々しいのですが・・・。
幼虫の食草は菫(スミレ)。

DSCN2997アオスジアゲハ (640x480)
青条揚羽(アオスジアゲハ)もきれいですね。
食草は、楠(クスノキ)など。

主人に聞いたら、普通の揚羽蝶(アゲハチョウ)と
言っていました。
DSCN4945アゲハチョウ (640x480)

ところで、これらの写真は、ほとんどが、
夏から秋に撮ったものばかりなのです。
でも、モンキチョウやモンシロチョウは、
素朴で、春らしい感じがしますね。

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『筆の花」』(ふでのはな)

旧暦1月25日 癸卯(みずのとう)
  啓蟄次侯 桃始笑(ももはじめてさく)
DSCN6769 (640x480)
家の近くに、数年前にマンションが建ちました。
その植え込みに、なんと土筆が出るのです。
土に混ざっていたのでしょうか。
今年も、いつ顔を出すかと思って見ていたら、
9日に出ているのに気づきました。

DSCN2558 (640x480)
ところで、こんなふうに、頭が黒くなっているのも
たくさんあります。
霜で焼けてしまったのか、
早くから先端だけが出ていたために、
この部分だけ枯れているのか、どうなのでしょう。

でも、墨をつけているみたいですね。
まさに書こうとしているのかな。

これから、どんどん『筆の花』も
目にするようになるでしょう。
その度に、どんな思いが心に
記されていくのでしょうね。

DSCN7103ツクシ (640x480)

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『巫鳥』(みこどり)

旧暦1月18日 丙申(ひのえさる)
  雨水末侯 草木萌動(そうもくめばえいずる)
ホオジロDSCN5716
去年の湖北町では、2月ごろから頬白(ホオジロ)が
さえずっていました。
頬白といっても、白いのは、目の下。
DSCN0312ホオジロ (640x480)

目の下が赤いと、「頬赤(ホオアカ)」です。
ホオアカDSCN6887 (640x480)

目の下が青いと、頬青とはいわずに、
「青鵐(アオジ)」。
これは、青鵐(あおしとど)が変化したといわれます。
DSCN2075アオジ (640x480)
「蒿雀」とも書きます。
「蒿」は、植物の蓬(ヨモギ)をあらわす漢字です。

同じく、目の下が黒いと、頬黒ではなく、
「黒鵐(クロジ)」。
クロジDSCN8690 (640x480)

さらに、目の下が黄色いと、頬黄ではなく、
「深山頬白(ミヤマホオジロ)」。
DSCN7622ミヤマホオジロ (640x480)
こちらは、頭の冠羽が立っています。

同じく冠羽が立っていて、目の下が白いのは、
「頭高(カシラダカ)」。
カシラダカDSCN2091 (640x480)
全然違ってきましたね。

鵐鳥占の判定基準は知りませんが、
気持ちよさそうに歌っていたら、
吉と思っておきましょうか。

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