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『顔佳花』(かおよばな)

旧暦5月23日 庚辰(かのえたつ) 夏至次侯 菖蒲華(あやめはなさく)
DSCN1876カキツバタ (2)
カキツバタのお顔。
白い筋が清楚な雰囲気を漂わせていますね。

P1000961アヤメ
こちらはアヤメのお顔。
複雑な模様がついています。

DSCN3112ハナショウブ P1080067ハナショウブ
そして、どちらもハナショウブ。
黄色い筋が入っています。

アヤメやカキツバタは、5月に撮った写真で、
今の時期に咲いているとしたら、ハナショウブなんですけど。
七十二候の「菖蒲」というのは、どうなんでしょうね。

いずれにしても、着物姿の美人を連想します。

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『梅根性』(うめこんじょう)

旧暦5月16日 癸酉(みずのととり) 芒種末侯 梅子黄(うめのみきばむ)
DSCN2050 (1)
写真は、明石市・月照寺の八つ房の梅です。
赤穂浪士のひとり、間瀬久大夫が討ち入りの成功を祈って植えた梅の、
三代目だそうです。
ちなみに、この月照寺は、豊臣秀吉も、三木攻めの際に、
戦勝祈願をした寺だそうです。

P1100833ウメ (2)
少し前に、我が家の鉢植えの梅も、ふたつだけ実がなりました。
自然に熟して落ちたのですが、とってもきれいだったので、
拾って置いておきました。
そうしたら、とっても甘くていい匂いがするんです。

その匂いにつられて食べてみたら、食感は桃ですが、
まったく糖分はなし。
小さな実なのに、全部食べ切れないほど、
口の中が酸っぱくなってしまいました。

昔の人も、実際に食べてみて、実感したのでしょうね。
私も、梅根性を思い知らされました。

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『蛍草』(ほたるぐさ)

旧暦5月9日 丙寅(ひのえとら) 
             芒種次侯 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
P1140162ツユクサ
露草は大好きな花です。
そして、蛍も毎年、見に行くのを恒例にしています。
だから、『蛍草』という名も好き。
なんとなく、しべの黄色が、
蛍の輝きに見えなくもないような気がします。

P1080063オオボウシバナ
こちらは、露草の園芸品種「大帽子花(おおぼうしばな)」。
「青花(あおばな)」ともいいます。
もともとは、露草で友禅染の下絵を描いていたそうですが、
もっと大きな花をさかせるように改良したものです。

花の大きさは、露草の3倍ほど。
大きすぎて、花びらにウェーブがかかっていました。

産地の草津で買って、育てていたのですが、
いつの間にか、先祖がえりをしたのか、
ふつうの露草になってしまいました。

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『穀』(たなつもの)

旧暦5月2日 己未(つちのとひつじ) 芒種初侯 蟷蜋生(かまきりしょうず)
P1160745.jpg
稲の場合は、直播きから田植えをするようになって、
「芒種」は、田植えの目安とされてきたといいます。
種をまいて育てた苗だと思うと、いとおしさが増すでしょうね。

写真は、先日行ってきた但馬の早苗田です。
水面に光が踊って、とってもきれい。
遠くから、ホトトギスの声も聞こえてきました。
心の洗濯をしてきた気分です。

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