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『姥桜』(うばざくら)

旧暦2月20日 己酉(つちのととり) 春分次侯 桜始開(さくらはじめてひらく)
ソメイヨシノDSCN4393
蕾がいっぱい。
これから咲く初々しい染井吉野(そめいよしの)を、『姥桜』なんて、
呼びにくいですよね。

芭蕉は、初期のころ、
~姥桜さくや老後の思い出(いで)~
と詠んでいます。
姥桜が咲き誇っている様子を、
老後の思い出にひと花咲かそうとでも
しているかのようだというわけですね。
サクラ04DSCN1731

葉が出た方が、現代人にとっては、
『姥桜』というイメージでしょうか。
サクラP1070581

ちなみに、『姥桜』ではない「山桜」です。
ヤマザクラ

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『燕雀』(えんじゃく)

旧暦2月13日 壬寅(みずのえとら) 春分初侯 雀始巣(すずめはじめてすくう)
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春分の頃に来て、秋分の頃に渡っていくといわれる燕。
主人は、19日の土曜日に見たそうです。
日曜日は、いっしょに散歩に出たのですが、
私が辛夷の花の写真を撮っていると、
主人の「あ、ツバメ!」という声。
振り向いた時には、もう見えませんでした。

でも、山の方に向かって歩いただけで、いろいろな『燕雀』にあえましたよ。
DSCN9179.jpg
冬鳥の「尉鶲(ジョウビタキ)」くん、まだいました。
もう帰ろうかと考え中なのかな。

先日、四十雀(シジュウカラ)には、鳴き声の語順を識別して、
コミュニケーションをとっているという研究成果が発表されていましたね。
DSCN8496シジュウカラ

雀だって、ちゃんと考えていますよ。
スズメDSCN4427
以前の写真ですが、砂浴びをしているところです。
こうして、ダニなどをとるんですって。

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『扁桃』(あめんどう)

旧暦2月6日 乙未(きのとひつじ) 啓蟄次侯 桃始笑(ももはじめてさく)
DSCN1181.jpg
雀がきていました。
花の蜜が甘いのでしょうね。
それとも、不滅の愛を祈りにきたのかな・・・。

写真は、神戸市東灘区の下水処理場のアーモンド並木(水辺の散歩道)です。
DSCN1155.jpg P1090958.jpg

花柄がなく、枝にびっしりと咲く様子は、桃に似ていますが、
花びらの咲きが割れているところは、桜のよう。
桜よりも色が濃いように思いますが、淡い色の品種もあるそうです。
桜より、少し早めに咲き始めます。
P1090947.jpg DSCN1162.jpg 
神戸では、東洋ナッツ食品が栽培を始めて広まったそうで、
毎年、春分の日の頃に、アーモンドフェスティバルが開催されるそうです。

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『石龍』(せきりょう)

旧暦1月29日 戊子(つちのえね)
             啓蟄初侯 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
ニホントカゲDSCN2426トカゲ
蜥蜴というと、山頭火の、
~ひよいと穴からとかげかよ~
という句を思い出します。

写真は、8月に白川郷で撮ったものです。
しっぽの先は、もっと長~いのですが、すばやい動きに、
なかなかついていけませんでした。
でも、きれいなブルーが見えていますね。

こちらは、成体。
7月に森林植物園で撮った写真です。
しっぽが写っていませんが、もうブルーではありませんでした。
トカゲDSCN2259

「蜥蜴穴を出づ」は春の季語ですが、
「蜥蜴」そのものは夏の季語。
やはり、夏に見かけることが多いようです。

危険が迫るとしっぽを切って逃げることも、
よく知られていますね。

蜥蜴を見かけると縁起がいいということも
聞いたことがあります。

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