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『照り降り』(てりふり)

旧暦7月18日 己卯(つちのとう) 処暑次侯 天地始粛(てんちはじめてさむし)ヒルガオP1040391
「雨降花(あめふりばな)」とも「日照草(ひでりぐさ)」とも呼ばれる
「昼顔」です。
いっそ、「照り降り花」といったらどうでしょう。
照る日も、降る日も、元気に咲いている花ですね。

さて、日曜日は、町内の「夕涼み会」が行われる予定でした。
町内のみんなで、おでんや唐揚げを作り、
盆踊りやじゃんけんゲームをするのが、恒例になっています。
ただ、道の真ん中で行うので、「照り降り無し」というわけには
いきません。
朝の天気予報が悪かったので、中止になってしまいました。

じつは、お世話になった呉服屋の奥さんが、
先日亡くなってしまったのです。
何年か前に浴衣を新調したまま、一度も着ていなかったので、
今年は、供養のために着て踊ろうとはりきっていたのですが……。
残念。
浴衣も寂しそう……。
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『手紙にそえる季節の言葉 365日』、重版



『手紙にそえる季節の言葉 365日』に、重版がかかりました。
ありがとうございます!
読者ハガキには、
「素敵」「役に立つ」「言葉に酔いしれられる」
などの感想を、たくさんいただいているそうです。
本当にうれしいです。
365日、毎日の言葉の紹介と、手紙の実用の両方を兼ねた本ですから、
お手元に置いて、長く役立てていただければと思います。

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『綿の桃』(わたのもも)

旧暦7月11日 壬申(みずのえさる) 処暑初侯 綿柎開(わたのはなしべひらく)
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左手前に、色が変わりかけた『綿の桃』が見えますね。
あとは、吹いた綿の桃。
じつは、この写真、1月に撮ったものなんです。
ずいぶんおくての綿の桃のようですね。

23日は、大阪・梅田の「天空の農園」に行ってきました。
ビルの屋上で、稲や葡萄やさまざまな野菜などを栽培しているんです。
綿も植えられていて、こんな状態でした。
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近くの神社では、本物の桃の実も、たくさん実っていましたよ。
食用ではありませんので、大きさは、梅の実より少し大きいぐらいです。
P1140870.jpg
こうして比べてみると、綿の実と桃の実、あまり似ていないかな……。

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『蝉声』(せみごえ)

旧暦7月4日 乙丑(きのとうし) 立秋次侯 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
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16日は、神戸市の鵯越墓園に、お墓参りに行きました。
熊蝉、油蝉、みんみん蝉、つくつく法師など、いろいろな蝉が、
命いっぱいに鳴いていました。

私のイメージでは、一番お経に近いのは、みんみん蝉です。
先日も、兵庫区のお寺の前を歩いていると、ちょっと変わった『蝉声』が
聞えてきました。
本当にお経そっくり。
でも、よく聞いてみると、みんみん蝉でした。

写真は、背中の緑色がきれいに写っていませんが、みんみん蝉です。

ほかにも、春蝉やにいにい蝉は、聞いたのですが、今年は残念ながら、
蜩(ひぐらし)の声を一度も聞いていません。
でも、蜩の声は、お経と思って聞くと、哀しくなってきそうですね。

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『残炎』(ざんえん)

旧暦6月26日 戊午(つちのえうま) 立秋初侯 涼風至(すずかぜいたる)
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立秋の前日(7日)、ツクツクボウシの声を聞きました。
カネタタキも鳴いていました。
神戸も、連日の猛暑でしたが、生き物には気温は関係ないのでしょうか。

立秋の日は、雷鳴とともに、雨が降りました。
結構大粒の雨が降っているのに、空はこんな感じ。
しかも、熱帯の雨のような、暑い雨でした。
思わず「天泣」という言葉を思い出して、天が嘆いているんだろうかと
思ったほどです。
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でも、夕方には、虹の贈り物。
それが、最初の写真です。
写りが悪いのですが、18時ごろから30分以上も消えない大きな虹でした。

この虹が、夏から秋へのかけ橋になりますかどうか……。

私は夏の暑さが大好きなので、涼しくなるのはちょっぴり寂しいのですが、
さすがに、残炎はほどほどにしてほしいですね。

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『驟雨』(しゅうう)

旧暦6月19日 辛亥(かのとい) 大暑末侯 大雨時行(たいうときどきにふる)
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去年の8月2日の写真です。
驟雨というより、台風による雨だったようです。

じつは、去年のこの日、加古川に燕のねぐら入りを見に行く予定でしたが、
結局、雨のために行けませんでした。

今年は、1日に行ってきました。
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黒い点に見えるのは、すべて燕です。
数万羽の燕が、集まってきて、ここで眠るのです。
私の家の近くで巣立った燕も、混ざっているのかな?

落ち着くまで、何度も河原を、ものすごいスピードで、
舞い飛び、舞い飛びする様子は壮観でした。

それにしても、毎日毎日、かんかん照り。
メルマガに書いたように、驟雨がさっと駆け抜けてほしいですね。

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