ちょうど去年の今頃、三田市尼寺(にんじ)にある
花山院(かざんいん)菩提寺(ぼだいじ)に行きました。
三田駅からバスに乗って、花山院バス停で下車。
そこから、坂道をかなり登って、たどり着きます。

有馬富士が一望できる静かな境内。
谷底から、しきりに鶯のさえずりが聞こえて、とてもいいお寺でした。
花山法皇崩御の地だという伝説があり(真偽のほどはともかく)、
651年に開かれたという大変古いお寺です。
ここに、「幸福の七地蔵」様がずらりと並んでおられます。
こちらは、後世に作られたようです。
でも、手を差し出してくれているお地蔵さまです。

そして、実際にその手を握ることができるのです。

賢者地蔵(持ち物:経文
本当に賢くて知恵のある人となれますように)

結び地蔵(持ち物:紐
進学、就職、縁談、子宝など、私の望む縁を結ばせてください)

子供地蔵(持ち物:系図
人として天からいただいたこの生命(いのち)を大切にして、
幸せいっぱいに生きます)

母地蔵(持ち物:蓮華
泥沼に咲く蓮の花のように華やかな心を持って、
母・妻・娘、それぞれの立場で私らしい人生を歩みます)

父地蔵(持ち物:天球
家庭・社会を担う大きな心を持って、
父・夫、それぞれの立場で、迷うことなく私の人生を歩みます)

祖母(姑)地蔵(持ち物:箒
心に塵なく、子ども夫婦や孫たちに知恵を授けられる人として
いつまでも生き甲斐のある人生を歩みます)

祖父(舅)地蔵(持ち物:軍配
機に応じ、家庭や周囲の人々の為に知恵を授けられる人として、
いつまでも生き甲斐のある人生を歩みます)
どのお地蔵様の手も、たくさんの人に握られ、色が変わっています。

私は、すべてのお地蔵さまと握手をしてきました。
欲張りというより、つい、そうしてしまうんです……。
いっしょに行ったみなさんも、そうしてました。
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