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『田雲雀』(たひばり)

旧暦8月3日 戊寅(つちのえとら)
  白露次候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
タヒバリ(640×480)DSCN6736
体調がスズメより少し大きいぐらいの地味な鳥です。
田んぼというより、湿地でよく見かけます。

畔にいたタヒバリ。
こちらは、まさしく「畔雲雀」です。
タヒバリ(640×480)DSCN5201 タヒバリ(640×480)DSCN5961

本当のヒバリ(雲雀)はこちら。
ヒバリ(640×480)DSCN6491
冠羽をたてていることが多いのですが、
立てていないと、タヒバリ(田雲雀)と似ているかな。
ヒバリ(640×480)DSCN0098

ハクセキレイ(白鶺鴒)とは全然似ていませんが、同じ仲間。
ハクセキレイ♂(640×480)DSC00322 ハクセキレイ♀(640×480)DSCN0604
紅葉の季節に、ペアでお散歩していました。
左がオスで、右の、頭と背中が灰色の方がメスです。

タヒバリは、ビンズイ(便追)にもよく似ています。
そのビンズイは、昔、「木雲雀(きひばり)」とも呼ばれていました。
ビンズイ(640×480)DSCN2483
でも、地面を歩いていることも多いです。
ビンズイ(640×480)DSCN3643
ビンズイの目の横の方には、白い斑点、その下に黒い斑点があるのが特徴です。

この中で唯一冬鳥のタヒバリが、もう少しすると、渡ってくることでしょう。

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『月待ち』(つきまち)

旧暦7月19日 甲子(きのえね)
  処暑末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
旧26日の月2023-04-17K会下山IMG_5640 (2)(旧閏二月)有明の月(640×480)
今年は、来週の日曜日(9月10日)が、
旧暦7月26日になります。
この日は、お休みをいただくので、
今日、二十六夜月の写真を……。
こんなに、細い細い月の出を
待ったのですね。

この光の中に、三尊仏が
見えるのでしょうか。

二十六夜の月は、深夜に出てくる月。
すっかり朝型になった私には、
なかなかこの頃の月の出を
待つことができません。
写真は、どれも、早朝に撮ったもの。
つまり、有明の月です。

上の写真は、今年の
旧暦閏2月26日の月です。

こちらは、今年の旧暦6月26日の月。
旧26日の月2023-08-13H会下山DSC00717 (1)旧六月(有明の月)(640×480)

飛鳥時代の仏像に見られるような
いわゆる、アルカイックスマイルを
たたえた口元を、
「仰月形(ぎょうげつけい)」といいます。

そういえば、笑顔の口元のように
見えますね。

『二十六夜待ち』のにぎわいは、
浮世絵にも描かれています。
深夜とは思えない……。
お祭りのようです。
(右下の写真をクリックすると、
 大きな写真が見られます)
   ↓
「東都名所高輪廿六夜待遊興之図」歌川広重【太田美術館】

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『野藍』(のあい)

旧暦7月12日 丁巳(ひのとみ)
  処暑初候 棉柎開(わたのはなしべひらく)
ツユクサ(640×480)DSCN9516
露を帯びると、藍色がいっそう
鮮やかになります。

野では、美しい藍を添えていますね。
ツユクサ(640×480)P1170080
この写真は、何年か前の
9月15日に撮ったものですが、
我が家では、今年は、
6月7日から咲き始めました。

露草は、好きな花なので、
ほかの花を育てている鉢から
出てきても、抜かずにおいています。
そのため、どんどん増えてしまいました。

今朝もいっぱい咲いて、まるで、
野の風情です。
2023-08-25K会下山(家)(640×480)IMG_0724 (7)
神戸では、熱帯夜が続いていますが、
朝起きて、露草を見ると、
気分がさわやかになります。

こちらは、昔、明石で見た露草。
ど根性露草とでもいうのでしょうか。
ツユクサ(640×480)P1080542
撮影日を見ると、2012年10月13日でした。

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『雲霧』(くもきり)

旧暦7月5日 庚戌(かのえいぬ)
  立秋末候 蒙霧升降(ふかききりまとう)
霧(640×480)DSCN3725 (2)
去年、伊吹山に登った時は、
深い霧に包まれていました。
本当なら、緑の渓谷と、はるかかなたの
景色が見えるはずなのですが……。

でも、ふもとから見ると、山の上に
雲がかかっているように見えたのかも
しれません。

こちらは、6年前に伊吹山の山頂から
撮った写真です。
この日は、気持ちのいい晴天でした。
でも、向こうの山の中にいる人にとっては、
こちらから見える雲も、
霧になるのかもしれませんね。
雲(640×480)DSCN8526

雲といえば、このところの朝の散歩では、
秋のような空が見られます。
カネタタキやツヅレサセコオロギも
鳴き始めました。
気温と湿度だけは、真夏のままです。
雲26023-08-05K会下山IMG_0367 (3)

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『精霊飛蝗』(しょうりょうばった)

旧暦6月27日 癸卯(みずのとう)
  立秋次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
ショウリョウバッタ(640×480)DSCN4233 (3)
大きいけれど、草の色とそっくりなので、
意外と、わかりにくいですね。

我が家にも、来たことがあります。
9月ですから、お盆より、だいぶ後ですが……。
ショウリョウバッタ(640×480)DSCN9434

褐色型は、精霊船のよう。
ショウリョウバッタ(640×480)DSCN8030

よく似ているのが、オンブバッタ(負飛蝗)
ですが、体形と、後ろ足の長さが、
全然違いますね。
オンブバッタ(640×480)DSCN9425

すっかり我が家の庭に住み着いてしまって、
毎年、幼虫がいっぱい出てきます。
オンブバッタ(640×480)P1080066
葉っぱを食い荒らしてしまうので、
困りものなのですが、
枯らしてしまうほどではないので、
仕方ないかな……。

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